ノーベル平和賞の受賞者で人権活動家のマララ・ユサフザイさんが9日、結婚式を挙げたことを自身のTwitterで報告した。
【映像】ラブラブな“ケーキカット”写真 クリケット協会幹部の夫が公開(2分ごろ〜)
「きょうは私の人生で大切な日になりました。私たちはこれからの旅にわくわくしています」
パキスタンのメディアなどによると、お相手はマララさんと同じパキスタン出身の男性で、クリケット協会の幹部を務めているという。
2012年、下校中に反政府勢力・タリバンに頭や肩などを銃撃された事件をきっかけに世界に知られるようになったマララさん。意識不明の重体となり、高度な治療を受けるため、イギリスの病院に移送された。
女性の教育を受ける権利を訴えていたマララさんは、奇跡的な回復を遂げた後、国連本部の会合に出席。改めて、教育の重要性を訴えた。
「私は、全ての子供が教育を受ける権利を訴えたくて、ここに来ました。私は、タリバンや全てのテロリストの子供たちにも教育が与えられるべきだと思います」
そして2014年、マララさんの活動が認められ、史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞。女性の権利のために立ち上がった勇気と行動は世界に大きな影響を与えた。そんなマララさんの結婚報告に、世界中から祝福のコメントが寄せられている。
「おめでとう!妻のソフィーと私はあなたにとっての素晴らしき日を楽しむことを願っています。お二人の末永い幸せを心をより祈っています」(カナダ・トルドー首相)
「結婚おめでとう!これからのお二人の新しい人生が幸せでありますように」(ティム・クック ※米Apple最高経営責任者)
マララさんのパートナーとなった、アッセル・マリクさんは、ケーキカットの写真と共に「最も協力的で美しく優しいパートナーを見つけました。これからの人生を一緒に過ごすのがとても楽しみです」とTwitterに投稿している。(『ABEMAヒルズ』より)
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