GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルを務める片寄涼太(27)が10月29日に、自身初となる著書『ラウンドトリップ 往復書簡』を発売した。
この書籍は、2020年7月からウェブで連載されていた片寄と、GENERATIONSなどの楽曲を手掛ける作詞家・小竹正人氏との約1年にわたる往復書簡を書籍化したもの。手紙を通じて、家族の話や身近に起きた出来事などを伝えながら、片寄のプライベートな一面が垣間見られる内容となっている。
今回、作家デビューを果たした片寄が「ABEMA NEWS」の単独インタビューに応じ、作家デビューに対する思いや、著書では明かされなかった結婚観などを語った。
――出来上がった本を自己採点するとどれくらいですか?
片寄:自分的にはもう赤点ギリギリぐらいかなと思っていたんですけど、取材の中で多くの記者の方とかにも褒めていただけたので、まあ60点ぐらいかなと思います(笑)
――初著書のきっかけを教えてください
片寄:もともと小竹さんとはお付き合いがありまして、10代の頃から知っていただいている仲でもありましたので、その方から「そういう企画をやってみるのはどうか」というようなお話をいただいて、最初は「往復書簡って?」みたいな感じで、ピンと来てなかった部分もあったんですけれども、そんなこんなでコロナ禍に入って、なかなか人と会うことも制限されている中でのそういった企画でもありましたので、すごく運命的なものを感じながらやらせていただきました。
――初めての執筆活動だったと思いますが、制作するにあたり苦労した点はありましたか?
片寄:最初は自分が思った通りに、思っていることを表現するまでにすごく言葉の組み合わせが難しかったりとか。同じことを重複してしまっているなということもあったりとかして、そういったところはちょっと苦労しました。後輩のFANTASTICSの中島颯太くんが、とある現場で「あれ読んでいます。大変じゃないですか?」と声をかけてくれたので、そのときは「大変」って正直に言いました(笑)
――文章で表現するうえで感じたことはありますか?
片寄:やっているときは締め切りに追われたりとかもして、苦しい部分もあったりもしたんですけれども、いざ振り返ってみると、なんかいろんなバランスであったりとか、忖度なく自分の言葉を素直に発信できるそういった場所だったなと思って、今はとてもやりがいがあったなと感じています。
――片寄さんが綴った文章の表現力に、小泉今日子さんや妻夫木聡さんから反応がありましたね
片寄:ある意味信じられないというか。なんか逆に、僕の稚拙な文章に対してそんな方たちが見ていただけているなんて恐縮すぎるなと思うんですけど。「すごく文章をしっかりしてる」っておっしゃっていただいたので、それはすごくありがたい言葉として受け取ってみようかなと思います。
――著書に「恋愛上級者ではないけど、結婚願望はめちゃくちゃあります」とありましたが、恋愛観と結婚観をどんな風に考えていますか?
片寄:それは、いち人として経験しておきたいことだなって思います。恋愛もそうですし、結婚に関しても、自分の子どもというのにもすごく興味があったりとか、子どもを育ててみたいなみたいなという欲とかもすごくあるので、人としてまたそれが自分にとって、より自分自身を成長させてくれるきっかけになるのであれば良きタイミングでそういったことにも巡り合えたらいいなと思っています。
――片寄さんの好きな女性のタイプを教えてください
片寄:やっぱり尊敬できる人とか。話ができる人がいいです。1時間でも2時間でも、お酒でも飲みながらずっとお互いに語れるような。そういう人がいいなあなんて思います。
――“作家”を経験して興味はどんどん沸いてきていますか?
片寄:なんか作家っていうのは何かちょっと、自分としてはむずがゆい感じもあるんですけど、まあ文章を書き続けて何か表現するっていうことは、また別の形でも続けていけたらいいなって思っています。
――当番組にて、片寄さんへの質問募集を行いました。視聴者からの質問で「10冊予約したという事ですが、どなたに渡すのでしょうか?」とありますがいかがですか?
片寄:お世話になっている先生だったりとか、友人も含めてそういう人たちに贈りたいです。メンバー分くらいはたぶん事務所に届いていると思うので、もうちょっとプライベートな部分でお渡したいなと思って。
(『ABEMA NEWS』より)
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