「将来何になれるんだろう」 GENE・小森隼、青春時代に抱えた葛藤明かす
小森隼がダンスを始めたきっかけ
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 来年デビュー10周年を迎える、ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS小森隼(26)。2010年に初めてEXILEのサポートダンサーとしてステージに立ち、パフォーマーになることを決意。17歳の時にGENERATIONSとしてメジャーデビューし、以来アーティストとしての活動を着実に積み上げてきた。

【映像】小森隼が青春時代に抱えた葛藤(1分50秒ごろ~)

 今回行った単独インタビューでは、これまでの苦悩やメンバーへの想い、そしてグループという枠を飛び越え、成し遂げたい大きな野望を明かした。
 

「将来何になれるんだろう」 GENE・小森隼、青春時代に抱えた葛藤明かす
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――GENERATIONSでパフォーマーを務める小森さん。小学生の時に、母の影響で初めて熱中できるものを見つけたそうですね。

「うちの母親って元々色々な習い事をさせる人で、英会話とかそろばんとか習字とかをいっぱいさせる人だったんですけれど、僕はどれも興味がなくて。本当に3日坊主で辞めちゃう感じだったんですけれど、小学校4年生の時にEXILEさんのライブに連れていっていただいて、僕が初めて母親に『踊りたい』と言ったらしくて。それで母親が『スタジオを探すか』みたいなところをきっかけにダンスが始まった」
 

――2007年、中学入学とともに単身上京。大好きなダンスができる環境を手に入れた一方で抱えていた思春期特有の葛藤や悩みとは何ですか?

「どんどん世界が広がっていくというか。中学になった時は中学3年生の先輩たちに遊びに誘ってもらうことがすごく嬉しかったり、高校1年生になった時は高校3年生の人は大人に見えて、そこに混ざりたかったり。放課後、すぐレッスンに行くのをサボってた時期も正直あります。学校の友達と一緒に遊んでいることの方が楽しいとか、部活動をやってる方が楽しいとか、そういうジレンマというか。でもダンスは好きだし、でも自分の今の学校生活はすごく楽しいし……みたいな葛藤はありましたね。『ダンスは辞めた方がいいのかな』とか、『これだけストイックにやっていて、将来自分は何になれるんだろう』みたいなジレンマと常に戦っていましたね」
 

――17歳の時にGENERATIONSとしてメジャーデビューし、20曲目となる「EXPerience Greatnce」で、紅白歌合戦に初出場。当時の心境を教えてください。

「紅白歌合戦に出させていただいた時は、自分たちが1個グループとして掲げていた大きい夢を達成できたなという実感がものすごくありましたね。今まではGENERATIONS 7人という“グループパワー”が僕たちの強みではあったんですけれど、7人ひとりひとりがエネルギッシュになってきたから、7人集まった時のエネルギーが強い、みたいな感覚に最近は変わってきた。佐野玲於がドラマに出ていたりとか、裕太くんも今はダンスでスクールの役員として育成に携わったりとか、メンディーさんはラップをやって広がっていったりとか。そういうひとりひとりの活躍が濃くなってきているというのは、僕たちの成長にも繋がっているのかなと感じますね」
 

――グループの成長とともに、個々の活動も増えていった小森さん。その活躍の裏には、常にメンバーの支えがあったそうですね。

「“GENERATIONSの末っ子”という立ち位置で、誰よりも自由に色々なことをさせていただいている。でも、それって僕のレギュラーが増えれば増えるほど、7人で揃う時間が少なくなるとか、グループ活動への縛りが出てくる。でも、他の6人は『いいよ、やりたいことをやりなよ』と言うので、『出来ることは全部やる』というのを心がけています」
 

――最後に、小森さんの「大きな野望」を教えてください。

「テレビの大型音楽特番のMCをやりたいですね。今をときめくアーティスト全員が揃った……一夜限りの……みたいな。番組の総合司会をいつかやってみたいなって思います。これは結構自分の中での1個大きな夢だったりもするといいますか。大型特番の総合司会を6時間とかやった後、トリで『最後はGENERATIONSです』って迎えて、僕はGENERATIONS側になって局アナウンサーさんにインタビューされる、みたいなのが1個ソロ活動の中で成し遂げたい夢ではありますね。すごく大きなことを言いましたけれど(笑)」

(『ABEMA NEWS』より)

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