世は空前の「猫」ブーム。経済効果もあり、昨今は「ネコノミクス」という言葉も登場しています。中にはTwitterやInstagramをきっかけに話題を集め、写真集を発売したりイベントに登場したり、人気者になっちゃう猫ちゃんたちも……。
ABEMA TIMES編集部では、ニュース番組「ABEMAヒルズ」のピックポップコーナーで今年人気を集めた投稿を部門ごとに紹介。「猫部門」の今回は、どのような投稿が選ばれるでしょうか。さっそくチェックしましょう!(※本記事では放送時に許可をいただいたTwitterのアカウント名を記載しています)
1:妻のリクエスト通りやったけど…顔を出した愛猫に「なんか違う」
1つ目に紹介するのは、投稿主・鞭匠 初代 桃太郎(@momowhips)さんの愛猫のゆべしちゃん。ある日、妻に「猫がひょっこりと顔を出せるテーブルが欲しい」と言われた桃太郎さんは工具を準備。「わかったまかせろ」と、家のテーブルにゆべしちゃんが顔を出せるくらいの穴を開けました。
【映像】モフモフすぎた結果…猫の“ひょっこり”シーン(2分ごろ〜)
その後、完成したテーブルからゆべしちゃんが顔を出す姿を自身のTwitterに投稿した桃太郎さんでしたが……投稿を見た人からは「思わずコーヒー吹いちゃったw」「なんか違うけどかわいい!」「モフモフした生首になってしまった…笑」と意外な感想が。
そのほか「自分で作れるのすごいです!」「ぶち抜くのもアリですね」と桃太郎さんのDIYテクニックに絶賛のコメントが寄せられていました。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』の取材に対して、桃太郎さんは「(Twitterでバズっていたテーブルを見て)妻が『コレいいなー、でも今のテーブルに愛着あるしなー』というので『許可さえくれればすぐにでも穴あけられるよ』と言いました。妻は一時間ほど悩んでから『…やって』と」とDIYに至った経緯を紹介。
また、実際の作業については「道具はすべて持っていましたので、穴あけは1分で終わり、紙ヤスリで磨いて天然オイルで仕上げました」といい、「一番伝えたいのですが猫がモフモフなので分かりにくいだけで、ちゃんと余裕のあるサイズの穴なんです」とピッタリに見えるだけで、ゆったりサイズとのこと。
ゆべしちゃんが顔を出す姿を見た妻のリアクションは「なんか違う…」だったそうで、「反応としては“生首”“さらし首”が多いのですが…僕たちもそう思います」と複雑な心境をコメントしています。
2:爪とぎ中の猫を襲った悲劇! 飼い主「普段からドジ」
2つ目は“爪とぎ”中の猫に起きたハプニングを紹介。投稿主は猫の烈くんの飼い主・らいあん(@allian7)さんです。
いつも通り爪とぎを始めた烈くんでしたが……ふとした拍子に爪とぎ台が盛大にひっくり返り、烈くんも一緒に転倒。烈くんに怪我はありませんでしたが、その後の烈くんは爪とぎ台を抱えたまましばらく呆然。
Twitterでは「ああっ!と思わず声が出てしまいました」「猫様『あ~れ~~~』」「何回も見てしまう」などのコメントが寄せられ、烈くんのひっくり返りっぷりがくせになっちゃう人も。
番組の取材に対し、らいあんさんは「普段からよく爪とぎはしていますが、今回のような失敗は初めて見ました」と飼い主としても驚いたそう。「普段からドジなのに失敗をごまかすような節があり、ひっくり返ってしまったあとも、しばらく硬直していましたが、何事もなかったかのように爪とぎを始めました」と教えてくれました。
3:未知との遭遇…!赤ちゃんと初対面した猫の反応
3つ目は、すんみ(@seungmis)さんの投稿。猫にとって、人間の赤ちゃんは未知の生き物です。そんな赤ちゃんと初対面した猫のぽんたちゃん、エディちゃん。赤ちゃんが初めて家に来た日、どのような反応をするのかと思ったら……。
2匹の猫は初めて見る赤ちゃんに、まるでドン引きしたかのような表情を見せてくれました。投稿を見た人からも「未知との遭遇感…!」「ねこたちの表情がなんとも味のある…」など、戸惑いのコメントが寄せられました。
番組の取材に対し、すんみさんは「写真を整理していたら子どもを出産後、退院した当日に撮ったモノが出てきたんです」と紹介。「ビックリしている猫たちの表情がまさに『ドン引き』してたので投稿しました」と投稿のきっかけを教えてくれました。
ドン引きしながらも、赤ちゃんに興味津々だったぽんたちゃんとエディちゃん。すんみさんの家には4匹の猫がいるそうで、お子さんたちは、猫たちに「おやつあげたい」「一緒に遊びたい」と積極的だといいます。一方の猫たちは「子どものことがまだ怖いみたいです(笑)」とのことで、その後の関係がどのようになったか気になります。
4:打ち合わせと違うニャ! “悲劇”の連続に飼い主も「ごめん」
4つ目は小丸オイコ(@komaruoiko)さんの投稿。身動きしないセミの前で佇んでいたチンチラゴールデンの“もち”ちゃん。好奇心旺盛なもちちゃんは、セミを見つめた後……なんと勢いよく猫パンチ! すると、静止していたセミが鳴きながら飛び立っていった。
【映像】踏んだり蹴ったりニャ! セミに猫パンチ→網戸直撃シーン
驚いて逃げたもちちゃんが慌てて家の中に避難しようとするも、タイミング悪く、小丸さんが網戸を閉めていた。閉まっていた網戸に気づかず、もちちゃんは顔面から網戸に直撃。悲劇の連鎖となってしまいました。
ツイートを見た人からも「セミファイナルは来るとわかっててもビビる」「反射で網戸を閉めちゃいますよね」「ネコ『打ち合わせと違う』」といった声が寄せられ、もちちゃんと同様、急に動き出したセミにびっくりした人も。
番組の取材に対し、小丸さんは「朝にセミが落ちる音(ギギッギ!ゴン!という音)がして、見に行くと窓に猫達が集まっていて、猫たちの目線の先にはベランダに身動きしないセミがいました」と状況を説明。「最初は斜めにかたまっていたので『死んでいるのかな?』と網戸を少し開けたところ、もちがセミに興味を持ち…以降動画に繋がります」と経緯を教えてくれました。
もちちゃんのその後の様子については「ベッドの下に長い間こもってしまい、おやつでご機嫌をとりましたが、1時間近く唸って怒っていました」といい、現在は和解済みとのこと。
「もちを閉め出して『酷い飼い主だ』と自分でも思っていた」と話した小丸さん。「お叱りの声があるのかと思いましたが、『セミの恐怖に網戸を閉めちゃった主人の気持ちわかる』と同情のご意見が多く…反省しながらもホッとしました」と語っていました。
5:弟が極めた「猫の伸ばし方」
5つ目は、ちゃねこ(@cyane_photo)さんが投稿した“奇跡の一枚”。ある日、弟に「ねえ…!猫の伸ばし方…!覚えた…!」と呼ばれたちゃねこさんが見に行くと……、なんとそこには脚を極限までピンと伸ばした飼い猫・ぴあちゃんの凛々しい姿が。
この光景を見たちゃねこさんは、写真を撮影し、自身のTwitterに投稿。写真を見た人からは「これは間違いなく匠の技」「満足そうなお顔も可愛いですね」といったコメントが相次いで寄せられました。
番組では、投稿主のちゃねこさんを取材。「(弟に詳しく聞いたところ)基本途中でグニャングニャンになってしまって、奇跡が重なって伸びるらしいです」と教えてくれました。まさかの奇跡が重なった瞬間を激写したとのことで、弟さんによると、猫の伸ばし方のコツは「太ももの付け根の横を蒸気機関車の車輪の動きのように優しく撫でる」だそうです。(『ABEMAヒルズ』より)
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