テレビ朝日とABEMAの共同制作で送る、西野七瀬主演の連続ドラマ『言霊荘』。そのスピンオフであり、地上波版ドラマ本編とは別視点でストーリーが展開する『ある視点~もう一つの言霊荘~』の第8.5話では、内田理央演じる6号室の住人で雑誌編集者・渡邊瞳の入居時の恐怖エピソードが描かれる。
瞳が女性限定のアパート・レディスコート葉鳥にやってきた理由はただ一つ、敬愛する女流作家の夏目三葉が名作を生み出した場所だからだ。しかし1号室に住んでいた三葉は、何者かの手により管理人室で殺害され、その事件は25年経った現在も未解決のままだ。
その1号室を訪れた瞳は、そこで当時のまま改装されていない部屋で創作に取り組む三葉の姿を目にする。現実か幻か、パニックになる瞳に襲い掛かったのは窒息地獄。首筋には手形のアザ。まるで絞殺された三葉の苦悶を追体験するかのように。急いで部屋を飛び出し、我に返った瞳は再び1号室に入室する。ところがそこは先ほどとは打って変わって改装済の現代的な部屋になっており、作詞家の阿木紗香(三吉彩花)が住んでいた。
そして現在。瞳は三葉へのリスペクトと鎮魂の意味を込めて企画展を開催する。そんな思いに反して瞳に襲い掛かる怪異。ショックを隠せない瞳はかつて三葉が住んでいた1号室を訪れる。「三葉さん!あなたは何に怒っているんですか?私が何をしたんですか?教えて!私はあなたを愛しているんです!」と訴える。
するとタオルで顔面を隠した謎の女の霊が出現し、真っ青な手で首を絞めてくる!「やめて!」。気を失う瞳。ハッと目覚めると、そこは1号室前の廊下だった。すべて夢だったのか、それとも…!?言霊は三葉の怨念から生まれているのか?次回にも期待したい。