27日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、現役ストリッパーが自身の収入について語る場面があった。
この日は浅草にあるストリップ劇場「ロック座」を中心に、ストリップショーの世界を紹介。ゲストに現役ダンサーの真白希実と南まゆを招いて話を聞いた。
番組では11年前に、真白が浅草ロック座でデビューした当時に書かれたブログを紹介。そこには「皆様にこれを早く伝えたかった」「本当にうれしいです!!」といった言葉が綴られており、真白は照れながらも「浅草ロック座からデビューしたいというのが念願だった」と、当時の喜びと3か月間という準備期間にダンスの個人レッスンを受けるなど、デビューへの努力を積み重ねたことを振り返った。
ストリップのステージを見て虜になり、みずからも踊り子になる道を選んだという真白。当時は自分なりにパフォーマンスを考えなければいけない場面もあり、先輩ダンサーを見て技を盗んでいったそうで「聞かないと教えてくれない、芸の世界なので」と、表現者としての苦労があったという。
【動画】「浅草ロック座」実際のストリップショー映像(50分30秒頃~)
竹山が「何年ぐらいして『この道でいけるかもしれない』と掴みました?」と質問を投げかけると、真白は「デビューのときに『ストリッパーになってよかった』って、そこで思いました」と、デビュー当初から達成感があったことを明かした。
今回スタジオに登場した真白と南は、もともとはセクシービデオ業界にいたこともあり、視聴者からは「セクシービデオと踊り子の、どちらのほうが収入がいいのか?」という質問も寄せられた。
南はセクシービデオの出演の仕事は、原則的に拘束時間が1日で終わるとして「同じ期間もし働いたとしたら」という条件であれば、準備期間が必要な踊り子よりもセクシービデオのほうが収入が上だと回答した。
竹山が「普通のOLさんよりは、踊り子の収入のほうがいいわけ?」と改めて質問すると、真白は「普通のお仕事、OLさんとくらべると、やっぱりいいとは思います」とコメント。竹山が「その代わりにやることがけっこうある?」という問いかけには「浅草ロック座以外だと衣装とかも自分で用意するので、経費はかかると思います」と告白した。
「ロック座以外だと(経費がかかる)?」と竹山が驚くと、真白は「自分で自分のステージをプロデュースするんです。衣装も自分で決めるので、衣装代、スタジオ代、振り付け代だったりとか、いろいろなところで経費がかかる仕事ではあります」と、リアルな台所事情を解説した。