GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於が、演技派としての本領を発揮する。佐野はABEMAオリジナルの“痛快下克上”連続ドラマ『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』第7話で、クライマックスまでほとんどセリフがないのにも関わらず、演じた健吾の抱える葛藤や胸のうちにある覚悟を表情と視線だけで表現。祐介(野村周平)に思いのたけをぶつけるラストの熱演にも注目だ。
【本編映像】佐野玲於、迫真の演技を見せたクライマックスシーン(25分頃~)
祐介の新たなビジネスプランに必要なのは20億円。親会社の鉄平は「面白い!」と出資に前向きながらも、投資条件としてNo.2であるCOOに経験豊富なプロのビジネスマンを入れることを命令する。それは健吾を外すことを意味していた。
COOは健吾以外ありえないという考えの祐介は、鉄平からの投資を断ることにして、森永泰三(松岡充)などの大手投資家との面談を重ねる。しかし誰も首を縦に振ろうとはしない。森永に至っては、鉄平が投資するならば20億以上の額を集めるとまで言い出す。
祐介の苦戦と苦悩を感じる健吾。祐介への申し訳なさと内心の焦りを佐野はセリフゼロで表情や目線の投げ方だけで表す。思いつめたようにパソコンのモニターに向き合ったり、表情をこわばらせたり。悩む祐介の姿をチラッと横目で見たときに瞳の奥に浮かべる寂しさは、視聴者の胸を締め付けるような切なさすら宿る。内職をけなげにこなす実母に対して「ごめんと」とポツリと謝る姿は涙なしでは見られない。
ついに健吾は覚悟を決める。祐介には内緒で、かつて鉄平の右腕だった火高(早乙女太一)に「僕の代わりにCOOになってほしい」と直談判。それを祐介に告げるクライマックスで佐野は、抑えてきたエモーショナルな感情を祐介に対して100%で大放出する。
COOの座を火高に譲ることを告げた健吾に対して、祐介は「勝手なことをしてんじゃねえぞ!」とブチギレ。資金調達を鉄平以外のところでするからと引き留めようとするが、健吾は「無理なんだよ!努力すればなんとかなる?知恵を絞ればなんとかなる?なんとかならない時だってあるだろ」と蓋をしていたパッションをここぞとばかりに開放。佐野の迫力は凄まじく、相手に有無を言わせない説得力がある。そして健吾初の「会社は、会社は学校じゃねえんだよっ!」を発動させる。
「お前が成功することが俺の夢だから」などとハートに直接刺さるような言葉と佐野の迫真の演技にSNSでは「健吾の選択がカッコよすぎるしそれを伝える時の表情、声、全てがもう胸に響きすぎてズキズキした」「玲於くんの演技に圧倒されて気づいたら泣いてました。もっともっと玲於くんのお芝居がみたいって心から思いました。」「涙が止まらなかった…自然に溢れてくるのはほんとに野村くんと玲於くんの演技に惹き込まれまくったからだと思うから…演技の姿もっと見たい…」と涙腺崩壊者続出。佐野の底知れぬ演技力の高さに「めちゃくちゃいい演技するやん 感情移入しちゃうし見入ってしまって手が止まっちゃう」「佐野玲於くんの演技力にファンの私がビビってるやつと絶賛の声も寄せられている。
『会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編』最終回は、12月9日(木)夜10時~放送。