安藤美姫「16歳の頃から週刊誌に胸元を撮られていた。人の目に映るのが嫌だと感じてしまう時期もあった」
元加害者語る"やめられない訳"

 8日の『ABEMA Prime』に出演したフィギュアスケート元世界女王の安藤美姫氏が、週刊誌に狙われていた10代の頃の心労について語った。

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 この日の番組では、盗撮加害者の低年齢化や、厳罰化だけでは解決されない再犯の問題について特集。すると安藤は「私は16歳の頃から週刊誌に胸元を撮られたりしていた。競技を真剣にやっているのに…と精神的に閉じこもってしまったり、人の目に映るのが嫌だと感じてしまったりするようになった。消えてしまいたいと思ったこともあった」と告白。

 「ただ周りの方のサポートや、応援してくれる方々の力があったので立ち直れたし、頑張ろうとも思えた。全く知らない人に写真を撮られて、それで精神的な苦痛を味わったり、人間不信になって働けなくなってしまう女性もいるという意味では、盗撮というのは、ある意味でパパラッチと同じだと思う」と指摘。

 また、子どものいる女性たちによるネットパトロールのボランティア活動の話を受けて、「私にも娘がいるので、守ろうとすればするほど、娘の存在を隠さなければいけなくなる。でも、隠しすぎても娘の人生を潰してしまうかもしれない。今は少しずつ娘の話も出しながら、将来を守る方法を考えている。私の場合はもともと図太かったし、声を上げることもできたが、女性には本当に勇気がいること。罰則が軽いということであれば、もっとちゃんと法整備をしてほしい」とも話していた。(『ABEMA Prime』より)

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