聖なるクリスマスに、絶対に実らない恋が終わった。冷え切った心と体を温めてくれたのは、乙女心をくすぐる元彼だった。ABEMAオリジナルの禁断ラブドラマシリーズ『私が獣になった夜〜名前のない関係〜』最終話では、『魔進戦隊キラメイジャー』で知られる水石亜飛夢が、獣化傷心女子から激しく求められる。
【動画】水石亜飛夢が激しいラブシーンを熱演『私が獣になった夜』第6話
クリスマスの夜。勤め先の社員との不倫に疲れた春(日影舘まい)は、不倫相手と会社に別れを告げる。送別会の帰りのエレベーター内で不倫相手から求められるも、振りほどく様に一人で家路についていた。
自宅アパートの前にたむろしていたのは、ちょっとチャラいフリーター男・瞬(水石)。春が4年間交際していた元カレだ。春に対して未練を残す瞬は、まるで迷い犬の様にじゃれつくが、一方の春はクールに対応。そんな春のもとに着信が入る。相手は不倫男の妻。「縁を切ってほしい。子供も生まれる」と伝えられる。
傷心の春の心を掴んだのは、大好物のクレームブリュレ。瞬がクリスマスを春と一緒に過ごしたい一心で、猛ダッシュして買ってきたのだ。「春、泣いただろ?いつものパターンだから、ベランダで煙草とチューハイ。意外に分かりやすいよね!」。瞬は春のことならなんでも知っている。
そしておもむろに一冊の本を取り出す。それは春が欲しがっていた作家の希少本。簡単に手に入るものではない。大興奮の春だが、しかし「やっぱいい。私は瞬に何もあげられないから」とトーンダウン。正直すぎる言葉にショックを受けた瞬は「手に入らないって実感するのしんどい」と、もう元カノである春のことを追わないと宣言する。
「私と同じじゃん…」。春はそこで初めて瞬の切なさと傷心を知り、部屋を出て行こうとする彼の背後からバックハグ。玄関先で洋服を脱がせて、激しいキス。「春ちゃん、ずるいよ。最低だよ。鬼だよ」という瞬の戸惑いを無視して春は“獣”化し、それに応えるように瞬も“獣”化する。クリスマスの夜の冷たいフローリングの床で、激しく愛を求め合う二人。
翌朝、目覚めた春は瞬に「ごめんね」と謝罪する。だが瞬は「して良かったよ…。俺はちゃんと冷めたから!」と寂しくも明るい声で別れを告げて部屋を後にする。瞬の言葉を反芻する春。「もう遅い。遅いにも程がある。でも…」。気づいたら春は、瞬の後姿を追って走り出していた。昨晩言われた「どうして春は俺だったの?」という問いに答えるかのように、春は「瞬!瞬だからだよ!」と絶叫。瞬はその言葉に立ち止まり、振り返って春を見つめるのだった。
ABEMAオリジナルシリーズ『私が獣になった夜~名前のない関係~』番組概要
▼第6話『元カレとの夜、ズルくなった私』
配信URL:https://abema.tv/video/episode/90-1602_s2_p16
第6話あらすじ:
小山内春(日陰舘まい)は不倫相手で既婚者の真田剛(猪塚健太)と別れ、会社を辞めることに。送別会終わりに春が帰宅すると、家の前で元カレの麻生瞬(水石亜飛夢)が待っていた。「春のことがまだ好き」と言って食い下がる瞬を、春は適当にあしらう。しかし、瞬は春にとっておきのクリスマスプレゼントを渡す。