『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、かもめんたるの岩崎う大が登場。コント師らのネタを評価し、ナンバーワンを決める「コントオブう大2021」が行われた。
【動画】ネルソンズがう大先生の前で披露したネタ(2分30秒頃〜)
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)、ももいろクローバーZの佐々木彩夏らが出演。
昨年、う大が書いた『キングオブコント2020』の総評が「的確すぎる!」と話題になった。これをきっかけに、本番組ではう大がコントを審査する「キングオブう大」を開催。その中でう大は、鋭いネタ分析と刺さるアドバイスを連発。芸人らを驚かせていた。
そして、今年も「キングオブう大2021」を開催。『キングオブコント2021』で惜しくも準決勝で敗退した5組の芸人らが集まり、コントを披露する。ネタの評価は、審査員のう大が100点満点で採点。さらに分析やアドバイスも行う。
1組目で登場したのは、実力派トリオのネルソンズ。「結婚の挨拶をしに彼女の実家に訪れる」というシチュエーションで、コントは始まった。
居酒屋を営む彼女(岸健之助)の実家の前まで来た和田まんじゅうは、店を見た途端に入るのをためらう。彼女が無理やり連れて中に入ると、父親(青山フォール勝ち)が登場した。
挨拶をすませると、彼女はお茶を入れにその場を去ってしまう。残された2人の間には、何やら気まずい沈黙が流れた。そして、父親は「半年前にうちのバイト飛んだ和田くんだよね?」と衝撃の事実を口にした。
その後、コントは結婚に反対の父親と、認めてほしい彼女、空気の読めない言動をする和田の3人のやり取りで展開された。
ネタの披露が終わると、「めちゃくちゃ緊張しました」と感想を語るネルソンズ。若林が「賞レース感あったよね」というと、青山は「キングオブコントより全然緊張した」と明かし、笑いを誘った。
審査員のう大は、ネルソンズのネタを「87点」と採点。「設定は面白かった」と評価したが、「入りがコントの設定を活かしきれていない」と指摘した。また、空気を読めない和田のキャラクターについて、もう少しキャラ付けを徹底することを推奨。「どうしても面白くしようとして発言しちゃってるような感じ」とダメ出しした。
う大のアドバイスは和田にとても刺さったようで、「いや、すごいっすね。これだけ見て……いやすごいな」と驚嘆していた。