12月15日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#11が放送。鬼越トマホーク・坂井良多が「MCをやりたければボクシングを好きになれ!」と持論を展開し、千鳥やかまいたち、ニューヨークらの番組が「来年中に終了する!」と予言した。
【動画】「MCやりたければボクシングを見ろ!」鬼越トマホーク・坂井の主張
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
坂井のスピーチタイトルは「MCをやりたいと思っている芸人ども ボクシングを見ろ!」。坂井は最近のバラエティを見て、「人気MCの共通点を見つけました。みんなボクシングを心から愛している」と断言。ビートたけしや松本人志、くりぃむしちゅー・上田晋也、そしてジュニアらを挙げた。
坂井の分析によれば、トーク番組にはボクシングとの共通点がたくさんあるとのこと。坂井は「ボクシングは、カウンターだとダメージ倍増。大物MCはいろんな人のトークにカウンターを入れるのがうまい。つまりトーク番組をボクシングとしてやってる」と熱弁をふるった。自分を例に出されたジュニアは「そうかぁ?(笑)」と疑問をつぶやいた。
ちなみにボクシングの世界戦は、1ラウンド3分の12ラウンド。坂井は「トークは短期決戦。1個1個に使っているトークの時間は約3分。ダラダラトークしないで、オトす」とトークバラエティが面白くなるポイントを挙げ、「つまり今、ボクシングを見てない芸人のMCの番組、2022年中に全部終わる!」「千鳥、かまいたちの番組、全部終わる! 俺らの同期の、ニューヨークの番組も!」と予言した。
最後に坂井は「ボクシングを見ないと、芸能界からいなくなりますよ!」と警告した上で、「ボクシングは見るだけ! やっちゃだめ。やると森脇健児になる!」とオチをつけてスピーチを締めた。
坂井のスピーチは果たして正論なのか暴論なのか、スピーチを聞いたスタジオの面々からはさまざまな意見が。
ジュニアは「そんなメンツに俺を入れてもらうなんてとんでもないけど、確かにそうかもね」と一部納得。しかし納得できないことももちろんあるようで、「爆笑問題さん、鶴瓶師匠、加藤浩次さんとか、いっぱいいてはるやん。内村光良さんとか」と反論を寄せた。
すると坂井は「(ボクシング好きじゃないMCの番組を)見ているのはおじいちゃん、おばあちゃんばっかりだと思う」と苦しく弁解し、「内村さんだけ例外とさせていただきます」としどろもどろ。最後は「鶴瓶なんて」と呼び捨てにし、金ちゃんは「鶴瓶じゃねーよ、オイ!」と大慌てだった。