『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、かもめんたるの岩崎う大が登場。コント師のネタを評価し、ナンバーワンを決める「キングオブう大2021」が行われた。
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)、ももいろクローバーZの佐々木彩夏らが出演。
【動画】M-1ファイナリスト・ロングコートダディが披露したコント(8分20秒頃~)
『キングオブコント』の寸評が的確だと話題になったう大にネタを評価してもらう「キングオブう大2021」。コットン、インポッシブル、ネルソンズ、滝音の4組がネタ披露を終え、90点を獲得したコットンと滝音の2組が暫定トップに立った。
5組目にはロングコートダディが登場。万引きをした女(堂前透)に、店長(兎)が尋問するというシチュエーションだ。店長は女に「警察に連絡します」「このまま帰すわけにはいかない」と憤っており、緊迫した空気が流れている。
反省した様子の女に、店長が「何で万引きなんて?」と問うと、女は「スリルがたまらなくて」と明かした。すると、店長は「すりる……?」「どういう字ですか?」と、ハテナ顔。女が困惑しつつ「カタカナで」と答えると、「カタカナでス、リ、ルですか?(笑)」と馬鹿にしたように笑った。
女が「スリル、知らないですか?」と聞くと、店長は「ちょっと僕は存じ上げないですね~(笑)」と、まるで女の方がおかしいことを言っているかのような態度を取り、笑いを誘った。
その後も、スリルを説明しようとする女と、女を”危ない人”のように扱う店長のズレた会話がくり広げられ、出演者らは手を叩いて爆笑していた。
コント終了後、感想を求められた澤部は「万引き主婦のクオリティが高すぎて」と、堂前のコスプレに驚いた様子。吉村は「素晴らしかった!やってくれたなと思いましたね」とコントを大絶賛した。
そして、気になるう大の採点はなんと「92点」。最高得点を叩き出しトップに躍り出た。う大は「こういうコントって成立させるのが難しいんですよね。それをちゃんと面白い形にしてて」と絶賛した。
また、アドバイスとして「この場に何かスリルを起こしたい」と提案。スリルを感じさせる展開を組み込むことで、より熱が入って盛り上がるのではと分析した。
う大のコメントを聞いた兎は「2回鳥肌立った」と腕をさすり、堂前は「すごいワクワクして。初めてゲームボーイをもらったときくらい」とたとえ、笑いを誘った。