鈴木おさむによるソリッド過ぎる愛憎劇『奪い愛』シリーズ最新作であり、観月ありさ主演の連続ドラマ『奪い愛、高校教師』(ABEM&テレビ朝日共同制作)がついにスタートした。シリーズとしては『奪い愛、冬』、『奪い愛、夏』に続く第3弾で、多くの視聴者から寄せられた新シリーズを望む声に応えた結果、予想を遥かにパワーアップ。大谷亮平扮する高校教師の前に狂気的純愛を持った女性たちが次から次へと現れ、そのハートを奪い合う。斜め上を行く“おさむ節”の切れ味は過去最高かもしれない。
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バツイチ看護師の露子(観月ありさ)は、同僚から勧められたオシャレな楽器カフェに足を踏み入れる。そこで出会ったのは、高校教師であり気さくなフルート吹きの三太(大谷亮平)だった。麗しい指先で奏でる三太のフルート演奏に露子は即一目惚れ。まるで自分の腕が三太のフルートになったかのような恍惚を覚える。三太に会いたい一心で自宅からバイオリンを引っ張り出して、楽器カフェ通いを決意。しかしこの時の露子は知らない。三太が同じ高校に務める女教師の、やけに陽気な令嬢・華子(松本まりか)と婚約したばかりであることを。
バイオリンを持って楽器カフェに再び現れた露子は、三太の前で見事な腕前を披露する。弾いたのは葉加瀬太郎による『情熱大陸』のメインテーマ。情熱的な音色に感化された三太もステージに飛び入りし、パッション溢れるデュエットを展開。楽曲の高まりと同時に露子の体にも電撃が走り、三太への想いは確かなものとなった。だが露子は三太が婚約していることも同時に知ってしまう。
三太のクラスに灯(岡田奈々)が転校生としてやってくる。灯は母親と自分を捨てて逃げた父親のせいで他人を信用できず、性格も奥手。クラスに馴染もうとさえしない。そんな灯がフルートに興味を持っていることを知った三太は、良かれと思いフルートの腕前を褒める。ところが「フルートは自分を捨てた父親から教わったものだ!」と灯は余計に機嫌を損ねてしまう。
そんな心労から、三太はついつい教育者としての悩みや愚痴を露子にこぼしてしまう。それに対して露子は、三太の真面目さと誠実さを肯定する言葉をかけて心を解きほぐす。そんな帰り道、暴走したバイクが露子と三太に接近する。あわやのところで轢かれそうになった露子を庇った三太は、思わず露子を抱きしめる形に。二人は見つめ合うも、ハッとした露子は足早に立ち去っていく。だが人影のないところで露子のエクスタシーは燃え上がり、月夜に向かって「抱いてー!」と咆哮してしまう。
翌日。心を開いてほしい一心で三太は灯にフルートをすすめる。すると灯は、父親と一緒にフルートを練習した思い出の場所・刀竜湖に連れて行ってほしいと言い出す。しかし灯が指定した日は、華子と結婚式場選びをするという大切な予定のある日。どうするべきか…。
楽器カフェの帰り道。思い悩んでいる三太に露子は、おにぎりと唐揚げたっぷりの手作り弁当を差し出す。家で華子が帰りを待つ三太は「ダイエット中だから」と言い訳して食べ残し、露子と別れて家路に着く。露子はその後姿を闇夜に紛らせ追跡し、三太の自宅を特定。幸せそうな三太と華子のラブラブな様子を双眼鏡で覗き見ながら、三太が残したおにぎりに涙を流しながらかぶりつくのだった。
覗き見を終えた露子は口の周りにおにぎりのご飯粒をつけながらも、気を取り直して元気よく帰宅。それをリビングで迎えたのは灯。露子はバツイチのシングルマザーだった。三太のクラスに転校してきた灯は、露子の実の娘なのだ。三角関係ならぬ、娘も交えたまさかの四角関係勃発か!? SNSでは「最終回とどう展開していくのか、想像も出来ない」「松本まりかが狂っていくことに期待」「観月ありさのイメージぶっ壊す感じの配役すげぇな」「始まった瞬間から面白すぎるんですけど」「最高傑作の予感」「過去最高にぶっとんでる」など多くの反響が上がっている。
『奪い愛、高校教師』
番組URL: https://abema.tv/video/title/90-1608
ABEMA放送日程:第2話 12月28日(火)夜9時~、第3話 12月29日(水)夜9時~、第4話 12月30日(木)夜9時~
テレビ朝日放送日程:第2話 12月28日(火)深夜0時15分~、第3話 12月29日(水)深夜0時40分~、第4話 12月30日(木)深夜0時50分~
脚本:鈴木おさむ、音楽:沢田完、演出:小松隆志
出演:観月ありさ、大谷亮平、岡田奈々、松本まりか