いつか大爆発する、その伏線なのか。ABEMAとテレビ朝日が共同制作する連続ドラマ『奪い愛、高校教師』での松本まりかが怖すぎる。得体のしれないピュアさの背景に見え隠れする闇に、SNSでは「強烈!」「地雷感満載」「全力松本まりか様すぎる」と早くも悲鳴が上がっている。
【動画】突然鼻血…!松本まりかが怖すぎる演技が話題に『奪い愛、高校教師』第2話
異才・鈴木おさむによるソリッド過ぎる愛憎劇シリーズ『奪い愛、冬』、『奪い愛、夏』に続く第3弾。観月ありさを主演に迎え、狂気的純愛を持った3人の女性たちが、フルート吹きの高校教師を相手にドロドロラブバトルを繰り広げる。
松本が演じるのは、三太(大谷亮平)の婚約者で令嬢の十仲華子。セレブリティな父親からの猛反対を押し切り、同僚教師である三太とのゴールインに向けて着々と準備を進めている。そんな華子の前に恋の宿敵として現れるのが、露子(観月ありさ)と灯(岡田奈々)の親子。しかも灯は三太が受け持つクラスの生徒だ。
周囲に心を閉ざす灯を気にかける三太は、華子との結婚式場選びを切り上げて、灯との約束を優先してしまう。これに華子は怒り心頭かと思いきや「行ってあげなきゃだよっ!」とマフラーまで渡して送り出す健気さを見せる。しかしドレスルームで一人になった途端「真っ赤なお鼻のトナカイさんは~いつもみんなの笑いもの~」と歌いだす。定まらぬ視点を泳がせて、涙ならぬ鼻血を流しながら歌い踊る松本の怪演に背筋が寒くなる。
三太の帰宅後、華子は三太のために渡したマフラーに女の髪の毛が付いていることを発見。華子は「私と三太さん以外の髪の毛だ…」とボソッと呟き、「ほわーーい?(WHY?)」とネイティブな発音で三太に迫る。口元は笑っているものの、見開いた目は全く笑っていない。三太に抱える疑惑のマグマがふつふつと沸き立っていく様を、松本は見事なフェイス芸で表現する。
極めつけは、教室での三太と灯のキスを目撃する場面。灯から「私の気持ちを受け止める覚悟はある?」と迫られた三太は「ある」とはっきりと答え、灯からのキスを受け止める。その一部始終を華子は廊下の壁にもたれかかりながら見ていた。口から漏れ出るのは「真っ赤なお鼻の~」。もちろん鼻血を垂らしながら。三太に見せる明るい表情から一転、暗がりでぼんやりとした表情を浮かべる松本の豹変ぶりは別人格のよう。ピュアな愛が狂気へと移り変わるシグナルとなるのか。華子の、そして松本の暴走にも期待したい。SNSでは松本の不気味さに「松本まりかのwhy?はまじ怪演」「笑えないくらい怖い」「松本まりか様、マジで最高すぎるw」「ほわーーい??は伝説」などの声があがっている。
『奪い愛、高校教師』
番組URL: https://abema.tv/video/title/90-1608
ABEMA放送日程:第3話 12月29日(水)夜9時~、第4話 12月30日(木)夜9時~
テレビ朝日放送日程:第3話 12月29日(水)深夜0時40分~、第4話 12月30日(木)深夜0時50分~
脚本:鈴木おさむ、音楽:沢田完、演出:小松隆志
出演:観月ありさ、大谷亮平、岡田奈々、松本まりか