プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」1月3日の第1試合で「ノーテンリーチ」が発生し、選手が-20ポイントのペナルティーを受ける出来事があった。
場面は南3局、南家のセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)が10巡目にテンパイ、これを即リーチとしたが、二万を切ればテンパイとなる形で、誤って三万を切ってしまった。その後、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)もリーチをかけ、これがアガリとなっていれば魚谷のチョンボは取られない形だったが流局。すぐさま審判のアナウンスが流れ、魚谷にチョンボの裁定が下った。
ノーテンリーチによるチョンボは2019シーズンの2月7日、第2試合においてKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)が記録して以来リーグ史上2度目。アガリとチョンボが重複した場合、前者が優先となる。チョンボは当該選手の持ち点から引かれるのではなく、チーム総合スコアから20ポイントが引かれる。またその局は無効局となり、積み棒も付かず、同じ局をやり直しで再開する。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)