漫画家が声優を務めた際の“あるエピソード”がTwitter上で注目を集めている。
注目を集めているのは、「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」の作者で知られる漫画家・曽山一寿(@soyamanga)さんがTwitterに投稿した漫画。ある日、曽山さんのもとに1通のメールが届いた。その内容は、YouTubeで展開される『漫画動画でんぢゃらすじーさん』で本人役の声優として出演してほしいというもの。セリフは「ちょっとまてーっ!いらねーとはなんだーっ!」「ふざけんなっ!」の2つで、自宅で録音し、送ってほしいとのことだった。
録音作業を「聞かれるのは恥ずかしい」という思いが通じたのか、妻はコンビニに出かけた。扉が閉まった瞬間、急いでスマートフォンを手に録音作業を始める曽山さん。その後、帰宅した妻に笑顔で声をかけるも、なんとも言えない気まずさに「妻の外出中に不倫する夫みたいな感じになった」と説明していた。
漫画を見た人からは、実際に放送されたセリフに対するコメントや爆笑する声が殺到。5万件超の“いいね”が押されている(※数字は1月7日16時のデータ)。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」は、曽山さんを取材。今回の声優出演を振り返り、「プロの声優さんとの技術の差に頭を抱えました」とコメント。録音した自身の声については「僕の声だけ『雑音が多い』って言われまくってますが、声に関しては素人なので挑戦しただけで100点満点です」と評価している。
録音後、妻からの反応はなかったという曽山さん。声優業について「過去に放送していた『でんぢゃらすじーさん』のTVアニメで何度か挑戦させていただきました」と紹介しつつ、「自分の作品を盛り上げるためなら、今後も声優はやらせていただきます」と意欲を見せている。(『ABEMAヒルズ』より)
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