1月10日(月)、ABEMAにて、人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司、濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#10が放送。TikTokで大バズリ中の早口言葉芸人・大谷健太に太っ腹社長がどハマりし、たった1ネタで232,800円を投げゼニした。
今回の企画は「芸人投げゼニコロシアム」の第二弾。お金に困る芸人たちが太っ腹社長に向けてオジリナルネタを作り、社長の目の前で披露。面白かったらその場で投げゼニしてもらえる。
大谷のターゲットは、美容室のフランチャイズを展開する「EARTH」の取締役・山下誠司さん。山下さんは19歳で「雑念を捨てる」とテレビを捨て、45歳になる現在までバラエティ番組に一切触れてこなかったという。
自己紹介で、大谷は目標金額を6万円と説明。「歯が5本なくて、2本は入れられたけどあと3本無い」「育ちが悪くて歯磨きの文化がなかった」「新鮮なレタス食べたらシャキシャキすぎて歯が欠けた」と歯がボロボロな状態を早口気味に説明した。「奥歯が1本2万円。銀歯3本入れたくて6万円」と明かすと、ネタの前にもかかわらず、山下社長は投げゼニボタンを連発した。
大谷はフリップに社長の似顔絵を描き、「山下社長腹痛中普通シチュー作る?」「社長シャツシャチ」「社長むち打ち中普通シチュー作る?」などの早口言葉を披露。歯が無いため滑舌がむちゃくちゃで、山内は「言えてないやん、歯がないから(笑)」と大笑いだった。山下社長はさらに投げゼニボタンを押しまくった。
山下社長は「芸術性、高かった」「一発目(バスガス爆発見て吐くバク)から刺さってしまった」と大絶賛。投げゼニが176,500円に達すると、大谷は「歯が8本入れられる!」と大喜びだった。山内は「芸術性高いのは、『歯が5本ないです』からの、歯が絶対いるネタというところ」とトークも含めての流れを絶賛した。
かまいたちと山下社長を散々笑わせた後で、大谷は苦労話も。「給料が先々月7000円。ひどい時、1か月の給料6円。3円の仕事2つで」「髪の毛を20年くらい自分で切っている」と金欠アピールした。
山下社長は「この絶体絶命感が好きです」と大谷のハングリー魂に感心。濱家も椅子の上で脚を抱えるほど笑っていた。
結局、大谷への投げゼニは232,800円。24,300円で終わったザ・パンチは「正直、渋い台だと思ったのに……」と激しく落ち込んでいた。