テレビ朝日・平石直之アナウンサーの著書『超ファシリテーション力』(出版:アスコム)が話題を集めている。
【映像】テレ朝・平石アナ「転職の条件」に言及(21分ごろ〜)
7日、平石アナが司会を勤めるニュース番組『ABEMA Prime』では、中高年の転職をテーマにトーク。同番組に出演したネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏が平石アナに「大転職時代と言われるが、平石さんはどういう条件があったら転職するのか」と質問した。
平石アナが「今はそんな気はない。ここにいて楽しい」と答えると、ひろゆき氏は続けて「TBSの『News23』を毎日やってください。仕事はありますと言われたらどうするか」と質問。平石アナは「簡単にいうと、私は他の局の『この番組がやりたい』みたいなものはない。ただし、ひろゆきさんがおっしゃることはすごく大事で、私は今ここで楽しくやっているが、ある日突然『あっちに行きなさい』『こっちに行きなさい』というのは(会社から)あるわけだ。そこに納得がいかない可能性が生まれる難しさもあるが、グルっと1周回って戻ってくると、この年齢で受け入れてくれる所なんてほとんどない」と答えた。
その上で、平石アナは中高年の転職について「会社を変えても居心地がより良くなるとか、待遇が良くなるケースはなかなか難しいと思うと、しがみついた方が得だとなってしまう。(転職は)もう遅いという話になるが、それを個々人のせいにするのはちょっと酷じゃないかと同情する思いもある。社会のあり様とか、受け入れる企業のあり様の問題もあって、マジョリティはそちらにあると私は思う」とコメント。
また、番組には高卒で転職を繰り返し、年収1000万円を達成し、その後、採用のコンサルティング会社を起業した“転職のわらしべ長者”ことException代表の山下良輔氏がゲストに登場。平石アナが「(転職できない中高年の)悲哀は何とかしてあげたいが、スーパーマンの山下さんでも解決できないのか」と聞くと、山下氏は「全然スーパーマンではない」と苦笑。山下氏は「しがみつくと、スキルを磨かないのは別問題だ」と指摘し「(会社に)しがみつきながら、どこでも働ける能力を身につければいいだけ。今の会社がいいなら、そこでスキルを磨けばいいだけの話だ」と述べた。(『ABEMA Prime』より)
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