日本モンキーセンターでは昨年12月22日から今月末まで『たき火にあたるサル』のイベントを開催。そのたき火で"ある食べ物"を焼いた時のサルの反応がTwitterで話題となっている。
投稿主は、愛知・犬山市にある日本モンキーセンター(公式)(@j_monkeycentre)。「生まれてはじめてポップコーンと対峙したニホンザル」とコメントを添えて、その様子を動画をTwitterに投稿した。たき火の上にはポップ種の入った鍋が置いてあり、しばらくすると加熱されたポップコーンがポンポンと鍋から弾き出てきた。サルたちは、それが食べ物だと分かったのか弾けたポップコーンを追いかけ、次々と手に取り食べていた。
この投稿を見た人からは「自動エサやり器みたい」「出てきたものが食べられると分かってるの賢いな」「できたてのポップコーンが食べたくなった」「誰一人としてポップコーンの出元の鍋を見ないのはなんで?危ないってわかってるのかな?」などのコメントが寄せられ、動画は47万を超え、投稿は約3万の“いいね”を記録している(※数字は1月18日15時データ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、映像を投稿した飼育員の舟橋さんを取材。『たき火にあたるサル』のイベントは今年で62年目となるそうで、「普段はたき火にサツマイモを入れて焼き芋にしているのですが、火を通した果物等への嗜好性が高く、より多様な食べものを与えることで動物たちの生活環境により良い刺激を与えたいという思いから、今年度はさらに色々焼いてみようとなりました」と今回の映像について教えてくれた。
また、サルが鍋に寄っていかない理由については「普通は火を怖がりますが、モンキーセンターのサルは60年以上『毎年冬になるとたき火がある』という生活をしています。火に近づくこと自体にはほとんど抵抗がありませんが、火に触ったら危ないことは理解しています。なので火の中にある鍋には触らないです。もちろん何が起こるか分からないので、ポップコーンの最中は飼育員が3人で見張っておりました」と説明している。(『ABEMAヒルズ』より)
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