「会話を通して、それまで見えなかったものが見えてくる」全盲の鑑賞者と体験する美術館の楽しみ ABEMA Prime 2022/01/18 21:02 拡大する 東京都現代美術館で開催中のクリスチャン・マークレーの個展に訪れた白鳥建二さん(52)。生まれつき右目が見えず、左目は強度の弱視、現在は全盲だ。にも関わらず、年に50回も美術館を訪れ、アートを楽しんでいる。同行した健常者が見たこと、感じたことを聞き取り。作品を見ているのだ。【映像】目が見えない人がアート鑑賞? 色や形をどう理解? 例えば『ファスト・ミュージック』という映像作品について、友人の新谷佐知子さんが「ものすごい勢いで今レコードを食べてた。レコード盤をものすごい勢いで食べてた」と説明すると、「食べてた!?食べられる材質?」と白鳥さん。美術館のインターン生は「多分、本物のレコードを刻んで崩したものをコマ撮りして、パラパラ漫画みたいに」と説明していた。 続きを読む 関連記事