将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月25日に行われ、糸谷哲郎八段(33)が三浦弘行九段(47)に111手で勝利した。糸谷八段は午後2時からベスト4入りをかけて、もう一局戦う。
【中継】朝日杯本戦トーナメント 三浦弘行九段 対 糸谷哲郎八段
糸谷八段の先手番で始まった一局は、得意とする角換わりに進むかと思われたが、三浦九段が角道を止めて雁木を選んだことで、別の進行に。中盤まで押し込まれる展開になったが、終盤に向けての攻防で瞬間的にチャンスを逃さず、形勢で大きく逆転。その後は持ち味である早指し能力をフルに発揮し差を広げると、終局時にも持ち時間40分のうち11分を残す速攻でけりをつけた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)