2月2日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#17が放送。実家が貧乏すぎることでおなじみのタレント・礒部希帆が、中学生の時にバスタオル2枚とガムテープで“浴衣”を作り、その格好で花火大会に行ったエピソードを明かした。
【動画】バスタオル2枚とガムテープで花火大会に…礒部の仰天の知恵とは!?
この番組は、「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
「私たちとんでもない貧乏でしたSP」の今回、スピーチのトップバッターを務めた礒部。礒部は「実家を支えていたのはウイスキーの瓶だった」というスピーチタイトルで、「実家に屋根が無い」「ウイスキーの瓶が実家の土台を支えていた」「歯の矯正器具を自分で作った」などの貧乏エピソードを披露。ジュニアや佐々木に衝撃を与えた。
スピーチの中で礒部は、中学一年生の時の花火大会に言及。友達から「夜、浴衣を着て花火大会に行こう」と誘われた礒部は、「浴衣なんてあるわけない」と、家にあるもので浴衣作りにチャレンジ。バスタオル2枚を体の上下に1枚ずつ使い、ガムテープを帯のようにグルグル巻きにして固定し、“浴衣”を自作したという。
礒部が公開した“浴衣姿”の写真は、帯がガムテープなのでテカテカしており、胸元はクリップで固定されていたが、たしかに和服に近いシルエット。「夜で暗いから、ありがたかった」「自分の中では『浴衣』と言って。友達も、私が浴衣を着て行ったと思っているはず」と語った。
ジュニアは「たくましいわー!」「すごいね、かっこいいね!」と礒部の前向きさにびっくり。「グレるようなこともなく……」と感心していた。
貧乏の原因は結局、父親が酒ばかり飲んで仕事をしなかったことだったが、それに気づいたのは礒部が大人になってから。礒部は真っ直ぐに育ち、「お母さんが料理上手だったので、食べ物に困ることはなくて、なんか……意外と幸せでした」と実家での生活を振り返っていた。