アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」番組サムネイル
「ジョジョ」全シリーズ配信中

 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは、2022年に連載35周年を迎えた、荒木飛呂彦氏による大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を原作としています。原作漫画は1987の連載スタート年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載し、2005年より「ウルトラジャンプ」に移籍しました。現在は完結した原作漫画8部のうち、6部までがTVアニメ化されています。

【動画】「ジョジョ6部 ストーンオーシャン」PV

 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」は、独特の世界観から熱狂的なファンを数多く生み出していますが、その一助となっているのが一度聞いたら忘れられない名言の数々です。この記事では、命を懸けて悪と戦う歴代主人公たちの熱い言葉から、人気キャラクター・ブチャラティの覚悟を感じるあの名言までを、名言が生まれた場面とともに、あいうえお順で一挙にご紹介します。 

目次

  • 人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」とは
  • 名言集(あ行)
  • 名言集(か行)
  • 名言集(さ行)
  • 名言集(た行)
  • 名言集(な行)
  • 名言集(は行)
  • 名言集(ま行)
  • 名言集(や行)
  • 名言集(わ行)
  • アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」名言集まとめ

人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」とは

 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」は、1部の主人公ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーが古代メキシコの“石仮面”と関わったことで始まる、ジョースター家の数奇な運命を描いた物語です。歴代の主人公である“ジョジョ” と、吸血鬼化したディオやその野望を受け継ぐ後継者たちが、特殊能力を操りながら繰り広げる白熱した戦闘シーンが魅力です。

始まりはここから「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」
始まりはここから「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」

名言集(あ行)

「あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」ジャン・ピエール・ポルナレフ(第3部・第45話)

 一連のセリフは「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『おれは奴の前で階段を登っていたと思ったら  いつのまにか降りていた』。な…何を言っているのかわからねーと思うが  おれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか  そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」です。

 ディオ・ブランドーを倒すため、エジプトまでたどり着いたポルナレフたち。そこでディオのスタンド“ザ・ワールド”を初めて体感したポルナレフは、動揺を隠せないまま仲間にその能力について伝えたのが、このセリフです。一時期インターネットで大流行し、ポルナレフを模したAA(アスキーアート)なども生まれました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第45話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第45話

「アリーヴェ・デルチ(さよならだ)」ブローノ・ブチャラティ(第5部・第16話)

 フィレンツェ行きの列車で組織の刺客プロシュートとペッシに襲われたブチャラティたち。敵の覚悟に気高さを感じていたブチャラティが、仲間を盾にするペッシの下衆な行動に怒り、スタンド“スティッキィフィンガーズ”で撃破した際の決めセリフです。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第16話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第16話

「運命とは眠れる奴隷だ」ブローノ・ブチャラティ(第5部・第38話)

 一連のセリフは「運命とは眠れる奴隷だ、オレたちはそれを解き放つ事が出来た。それが勝利なんだ」です。

 ディアボロを倒し、勝利したジョルノたち。ブチャラティの生存を信じるミスタとトリッシュは闘技場に向かいますが、すでに彼の肉体が死んでいることを知るジョルノはその場を動けずにいます。そんなジョルノに、ブチャラティの魂が“これでいいんだ”と天空から語りかけたのでした。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第38話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第38話

「『運命』にビクついて逃げたりもしない…!!それが邪魔なら……なおさら登り切ってやる」トリッシュ・ウナ(第5部・第36話)

 一連のセリフは「あたしも………乗り越えるわ………………あんたから受け継いだ…『運命』にビクついて逃げたりもしない…!!それが邪魔なら……なおさら登り切ってやる」です。

 組織のボス・ディアボロと、スタンドの矢を巡って戦うトリッシュたち。戦いの最中、トリッシュはスタンド“スパイス・ガール”で自分の人生を振り回してきた父親・ディアボロに立ち向かう強い覚悟を示しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第36話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第36話

「お前はバカ丸出しだっ。あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるぞっ」広瀬康一(第4部・第24話)

 杜王町に潜伏する連続殺人鬼・吉良吉影と相対した康一。吉良のスタンド能力「キラークイーン」にやられてしまいますが、康一が強気で相手を挑発することにより強敵に精神的な敗北感を与えた名場面です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第24話
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第24話

「オレの落ちつける所は…ブチャラティ あんたと一緒の時だけだ…」レオーネ・アバッキオ(第5部・第21話)

 一連のセリフは「オレももともとよォ~ 行く所や居場所なんてどこにもなかった男だ…オレの落ちつける所は…ブチャラティ あんたと一緒の時だけだ…」です。

 ボスが組織とは無関係の娘・トリッシュの殺害を目論んでいることを見破り、忠誠心を失ったブチャラティ。組織を裏切ることを決めたブチャラティは、部下たちにボスに従うか、裏切るかの選択を委ねます。その問いかけに、アバッキオはブチャラティについていくことを宣言しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第21話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第21話

「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」ディオ・ブランドー(第1部・第3話)

 一連のセリフは「おれが短い人生で学んだことは………人間は策を弄すれば弄するほど予期せぬ事態で策がくずされるってことだ!…………人間を越えるものにならねばな……おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」です。

 ディオが石仮面の能力で、不死身の吸血鬼になることを決意したこちらのシーン。ジョースター家を乗っ取るために養父を毒殺する計画がバレたディオが、義兄弟のジョナサンを油断させ、ナイフで襲いかかりながら叫んだセリフです。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第3話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第3話

名言集(か行)

「『覚悟』とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」ジョルノ・ジョバァーナ(第5部・第19話)

 暗殺者・ギアッチョのスタンド“ホワイト・アルバム”で絶体絶命の状況に陥ったジョルノとミスタ。ヤケになり自滅の道を選ぼうとするミスタの目を覚まさせるため、ジョルノは左腕を氷にたたきつけ窮地を脱する道を示しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第19話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第19話

「覚悟はいいか?オレはできてる」ブローノ・ブチャラティ(第5部・第15話)

 一連のセリフは「『任務は遂行する』『部下も守る』。『両方』やらなくっちゃあならないってのが『幹部』のつらいところだな  覚悟はいいか?オレはできてる」です。

 フィレンツェ行きの列車で、人間を老化させるスタンド“ザ・グレイトフル・デッド”を操るプロシュートに襲撃されたブチャラティたち。ブチャラティは使命を遂行しながら仲間の命を守るため、プロシュートとともに時速150kmの列車から飛び降りることで活路を見出しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第15話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第15話

「恐怖はこれっぽっちも感じない  おれにあるのは闘志だけだ」ジャン・ピエール・ポルナレフ(第3部・第45話)

 一連のセリフは「だが今……恐怖はこれっぽっちも感じない  おれにあるのは闘志だけだ  ジョースターさんたちと会って、この45日あまりの旅と仲間の死がおれの中からおまえへの恐れを吹き飛ばした」です。

 ディオから「肉の芽」と呼ばれる細胞を埋め込まれ部下にされていたポルナレフは、敵として出会った承太郎に救われます。再会したディオから再び仲間にならないか打診されますが、承太郎達と過ごす中でディオへの恐怖を克服したポルナレフは、仲間の仇を討つため闘志をみなぎらせました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第45話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第45話

「『切り抜ける』ってのはちょいとちがいますね…… 『ブチ壊し抜ける』……!」東方仗助(第4部・第2話)

 一連のセリフは「『切り抜ける』……? 『切り抜ける』ってのはちょいとちがいますね…… 『ブチ壊し抜ける』……!」です。

 スタンド使いアンジェロに祖父を殺された仗助。蒸気に姿を変えて襲いくるスタンド“アクア・ネックレス”に「じいちゃんのかたきがこんなそばまで近づいてきてくれてんでスよ」と不敵に笑い、部屋の壁をぶち破って危機を逃れました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第2話
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第2話

「こいつはくせえッ!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜーッ!」ロバート・E・O・スピードワゴン(第1部・第3話)

 一連のセリフは「こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーッ!!こんな悪(ワル)には出会ったことがねえほどなァーッ!環境で悪人になっただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついての悪(ワル)だッ!」です。

 ジョースターの親友であり、ジョースター家を影から支えていたスピードワゴン。彼は匂いで人の内面を判別する特技を持っており、ジョースター家で反省のそぶりを見せるディオの演技を見破りました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第3話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第3話

「後悔はない……今までの旅に………これから起こる事柄に……ぼくは後悔はない……」花京院典明(第3部・第45話)

 ポルナレフから、仲間であるイギーとアブドゥルの死や、得体の知れないディオのスタンド“ザ・ワールド”の能力について知らされた花京院達。太陽が沈み始め、ついにディオと相対することになる花京院の不穏な未来を予感させるモノローグです。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第45話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第45話

「このストレイツォ容赦せん!!」ストレイツォ(第1部・第8話)(第2部・第11話)

 ストレイツォは第1部ではジョジョの仲間ですが、第2部になると吸血鬼化して敵に回ってしまいます。第1部でディオの誘いを拒み、怪人に襲われるポコと姉を助けた場面の言葉ですが、第2部では女性の奥歯を躊躇なく抜き「ストレイツォ容赦せん!!」と言いました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第11話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第11話

「この血はあんたへの『敬意』なんだ……」ジョセフ・ジョースター(第2部・第23話)

 一連のセリフは「戦いは戦いで別 シーザーの死の悲しみは悲しみで別……おれもなぜかあんたに対して敬意をはらいたくなったのさ……この血はあんたへの『敬意』なんだ……」です。

 激闘を制し柱の男・ワムウに勝利したジョセフ。シーザーの死の元凶となった憎い仇のワムウと命を懸けて戦う内に、ジョセフは彼の“戦士としての生き様”に敬意を抱きます。そして首だけになったワムウの痛みを、自らの血によって和らげようとしました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第23話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第23話

名言集(さ行)

「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアア!」ディオ・ブランドー(第3部・第48話)

 死亡したジョセフの血を体に取り込み、不死身の肉体に加えて超回復や時間停止の能力まで得たディオ。あふれんばかりのパワーを承太郎に見せつけるように、頭を血が噴き出すほど指で突き刺して高笑いしたディオの名シーンです。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第48話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第48話

「去ってしまった者たちから受け継いだものはさらに『先』に進めなくてはならない!!」ジョルノ・ジョバァーナ(第5部・第39話)

 戦いを終え、ポルナレフからスタンドの矢を破壊するか選択を迫られたジョルノは、危険を承知であえて矢を次の世代へ遺すことを選びます。ギャングスターにあこがれ、強い意志で苦難の道を切り拓いてきたジョルノならではのケジメの付け方です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第39話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第39話

「自分の『歩く道』は…………自分が 決めるんだ……」ブローノ・ブチャラティ(第5部・第21話)

 一連のセリフは「だめだ…こればかりは『命令』できない!おまえが決めるんだ………自分の『歩く道』は…………自分が 決めるんだ……」です。

 組織を裏切ることを決めたブチャラティですが、部下達にはボスに従うか、裏切るかを自らの意志で選ばせました。究極の二択を決断しかねて「『命令』してくれよ…」と懇願するナランチャに対してブチャラティが言い聞かせた言葉です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第21話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第21話

「真実から出た『誠の行動は』………… ………決して滅びはしない………」ジョルノ・ジョバァーナ(第5部・第37話)

 一連のセリフは「生き残るのは…………この世の『真実』だけだ…… 真実から出た『誠の行動は』………… ………決して滅びはしない………」です。

 ディアボロとの“スタンドの矢”争奪戦を制したジョルノ。保身のため、真実を力づくで改竄してきたディアボロを倒すため、ジョルノは自らのスタンドを矢で貫き、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムに進化させました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第37話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第37話

「信念さえあれば 人間に不可能はない!人間は成長するのだ! してみせるッ!」ジョナサン・ジョースター(第1部・第8話)

 吸血鬼となり超人能力を見せつけるディオと波紋法によって自分の能力を限界まで高めたジョナサンの対決シーン。ディオの圧倒的なパワーで追い詰められたジョナサンでしたが、不屈の精神力で宿敵ディオに勝利します。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第8話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第8話

「スピードワゴンはクールに去るぜ」ロバート・E・O・スピードワゴン(第1部・第4話)

 ディオとの戦いで負傷したジョナサンは、すっかり美しい女性へと成長したエリナと再会しました。ドアの隙間から2人の様子を目撃し、その親密な空気を察したスピードワゴンは気をきかせて「出なおすとすっか!」と、そっと部屋を後にしました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第4話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第4話

「そこにシビれる!あこがれるゥ!」ディオの取り巻き達(第1部・第1話)

 一連のセリフは「さすがディオ!俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」です。

 ジョナサンからすべてを奪うことを計画するディオは、ジョナサンが好意を抱いているエリナへ、嫌がらせのために無理やりキスをします。その様子をみたディオの取り巻きが発した印象深い言葉です。キスの擬音語「ズキュゥゥゥン」も有名です。使い勝手のいいネタセリフとして、インターネットでもよく使われていました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第1話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第1話

名言集(た行)

「たかが20歳前の小僧から いたわられるほど やわな人生は送っていない!」リサリサ(第2部・第23話)

 一連のセリフは「無用! たかが20歳前の小僧から いたわられるほど やわな人生は送っていない!」です。

 柱の男の1人、カーズとシーザー師である波紋の戦士リサリサの対決を前にしたジョセフは、「いくら強くってもやはりあんたは女!ヤツはワムウより強そうだし  おれが闘うぜーっ」と彼女の身を案じます。そんなジョセフにリサリサが強い口調で返した名言です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第23話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第23話

「だが断る」岸辺露伴(第4部・第28話)

 一連のセリフは「だが断る  この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは  自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ…」です。

 スタンド“ハイウェイ・スター”の罠にはまった露伴は、養分を吸われてスタンド能力さえ使えなくなってしまいます。命を助けて欲しければ、自分の代わりに仗助を差し出せと言われた露伴は、その提案をあえてはねつけて、嫌いな相手である仗助を逃そうとしました。シンプルに意志を示しやすいことから、インターネット上でもよく愛用されていました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第28話
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第28話

「だからオレだってなんかしなくっちゃあな… カッコ悪くてあの世に行けねーぜ………」シーザー・アントニオ・ツェペリ(第2部・第20話)

 一連のセリフは「死ぬのは…、怖く、ねーぜ…  だが…俺は誇り高きツェペリ家の漢だ。その血統を受け継いでいるッ!こ、こんなこと人間でねえ貴様なんかに喋ってもわからねーだろうがなァ 父さんはこの俺を自分の息子と知らなくても自分の命を犠牲にして救ってくれた… 爺さんもJOJOの祖父ジョナサンの為に波紋の力を与えて死んでいったというぜ…  だから、オレだってなんかしなくっちゃあな…カッコ悪くて…あの世に行けねーぜ……」です。

 ワムウの必殺技により瀕死の状態に追い込まれたシーザー。死を覚悟したシーザーはワムウから解毒薬のピアスを奪い、最後の波紋を飛ばしてジョセフに託します。シーザーが代々受けつがれてきた、ツェペリ魂を見せた第2部でも屈指の名場面です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第20話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第20話

「たしかに『覚悟』はできたぜ…ジョルノ  おまえが…『覚悟』をくれなかったなら…この『道』は見えなかった」グイード・ミスタ(第5部・第19話)

 一連のセリフは「たしかに『覚悟』はできたぜ…ジョルノ  おまえが…『覚悟』をくれなかったなら…この『道』は見えなかった  自分の弾丸をあえて身に受けるこの『覚悟へ』の『道』は…!」です。

 暗殺者・ギアッチョの氷を操るスタンド“ホワイト・アルバム”に襲撃されたジョルノとミスタ。自らのスタンドである“セックス・ピストルズ”の弾丸を受けたミスタは、その飛び散る血でギアッチョの視界を奪い、氷上でバランスを崩した敵にとどめを刺しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第19話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第19話

「ちくしょう殺しやがれ…おれが  命おしさに仲間の居場所をチクると思ってんのか?」ナランチャ・ギルガ(第5部・第11話)

 組織の刺客ホルマジオに体を5.5cmまで縮められてしまったナランチャ。ホルマジオに靴で踏み潰される圧倒的不利な状況下でも、トリッシュやブチャラティの居場所を明かすことは決してありませんでした。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第11話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第11話

「てめーはおれを怒らせた」空条承太郎(第3部・第48話)

 一連のセリフは「てめーの敗因は…たったひとつだぜ…DIO…たったひとつの単純(シンプル)な答えだ…『てめーはおれを怒らせた』」です。

 増長したディオを圧倒し、長く続いた戦いに終止符を打った承太郎。仲間や祖父を殺し、その尊厳を蹂躙してきたディオの崩れゆく肉体を静かに見つめながら、承太郎が放った“因縁の敵への怒り”がこもった名言です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第48話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第48話

名言集(な行)

「なぜ!なの…?どうして『30分』だけなのよォオオオ~ッ!!」山岸由花子(第4部・第20話)

 エステティシャン辻彩のスタンド“シンデレラ”の能力で、片想い中の康一とカフェでデートすることに成功した由花子。しかし、その効果は30分しか続かず、突然腹痛を起こした康一は由花子の元から駆け去っていきます。ショックで激怒した由花子はたまらず絶叫します。

「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第20話
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第20話

「人間賛歌は『勇気』の賛歌ッ!!人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!」ウィル・A・ツェペリ(第1部・第4話)

 ジョナサンの波紋法の師であるツェペリ。波紋の習得に励むジョナサンと屍生人(ゾンビ)と戦うことになった時に、彼が語ったセリフがこちらです。ツェペリはグラスワインを片手に持ちジョナサンを諭しながら、屍生人に仙道波蹴(せんどうウエーブキック)を繰り出して敵を圧倒しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第4話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第4話

「人間の偉大さは―恐怖に耐える誇り高き姿にある―ギリシアの史家プルタルコスの言葉だ」ルドルフォン・シュトロハイム(第2部・第13話)

 柱の男サンタナに、切断された脚の傷口から体内へ侵入されてしまったシュトロハイム。2000年周期で目覚める柱の男達の謎を追って来たシュトロハイムでしたが、自分もろともサンタナを倒すため、手榴弾を抱えて爆発しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第13話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第13話

名言集(は行)

「ハッピー、うれピー、よろピくねー」ジョセフ・ジョースター(第2部・第13話)

 一連のセリフは「サンタナさん、さあ、ごいっしょに…さん…しー、ハッピー、うれピー、よろピくねー」です。

 お調子者のジョセフが無言で佇む柱の男サンタナに踊りながら言った言葉。この後、サンタナの頭をノックしたジョセフは「うっとおしい…ぞ……この…原始人…が……」とサンタナから肋骨(リブス・ブレード)による強力な反撃を受けました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第13話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第13話

「ヒーローの資格を失うとすれば戦う意思をジョジョが無くしたときだけなのだッ!」ナレーション(第2部・第15話)

 ワムウとの対決で絶体絶命のジョセフたち。しかし、ジョセフはシーザーとスピードワゴンを置き去りにして1人洞窟の奥のトロッコへと逃げ出していきます。そんな情けない男を追い詰めたワムウが、仲間を逃す策にまんまと乗せられたことに気付いた場面のナレーションです。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第15話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第15話

「貧弱!貧弱ゥ!」ディオ・ブランドー(第1部・第8話)

 親友ツェペリの仇を取るためにディオに立ち向かったダイアー。しかし、ダイアーが仕掛けた稲妻十字空裂刃(サンダークロススプリットアタック)をディオは一瞬で破り、気化冷凍法でダイアーの体を粉砕し戦闘不能にしました。そのときに、ディオが言い放ったセリフです。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第8話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第8話

「ぼくは自分の『運』をこれから乗り越える!!」岸辺露伴(第4部・第26話)

 一連のセリフは「いいかい!もっとも『むずかしい事』は!『自分を乗り越える事』さ!ぼくは自分の『運』をこれから乗り越える!!」です。

 スタンド使いの少年・大柳賢にスタンド能力を賭けたじゃんけん勝負を挑まれた露伴。2連敗を喫し後が無い露伴は、突然、最後の一手にパーを出すことを予告します。最終的には、勢いに乗る相手を心理戦でかき乱し、スタンド能力を上手く使った露伴が勝利しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第26話
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第26話

名言集(ま行)

「見せつけるしかないんだ!この男の能力を倒すには!こいつ以上の『覚悟』がある事を!!」ブローノ・ブチャラティ(第5部・第16話)

 一連のセリフは「見せつけるしかないんだ!この男の能力を倒すには!こいつ以上の『覚悟』がある事を!!こいつ自身に見せつけるしかねえッ!」です。

 列車に乗り込んだブチャラティ達は2人組の暗殺者に狙われました。兄貴分のプロシュートを失ったことで覚悟を決めた敵・ペッシとの対決で生まれた名言です。この後、ブチャラティはスタンド能力で全身をバラバラにして仮死状態になり、勝利への活路を切り拓いていきます。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第16話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第16話

「『道』というものは自分で切り開くものだ」空条承太郎(第3部・第13話)

 一連のセリフは「おめえさっき『道』がなんとかいってたなあ  ちがうね……『道』というものは自分で切り開くものだ」です。

 インドからパキスタンへ向かう道中で“ホウィール・オブ・フォーチュン”に襲われた承太郎一行。敵スタンドによってガソリンで焼き尽くされたかに見えた承太郎ですが、“スター・プラチナ”で地面に穴を掘って脱出し、敵を車ごと吹き飛ばし勝利しました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第13話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第13話

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」ディオ・ブランドー(第3部・第46話)

 ディオと承太郎のラッシュの速さ対決で生まれた名言。「無駄」はディオの口癖であり、ダイアーとの戦い(第1部・第8話)でも発しています。ディオの血を引く第5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナの掛け声でもあります。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第46話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第46話

「無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし  おれたちには関係ねえ」空条承太郎(第3部・第48話)

 ディオに血液を奪われてミイラになってしまった祖父・ジョセフ・ジョースターを蘇生させるため、残ったディオの体からの輸血を提案した承太郎。無理だとおよび腰の医師達を思わず動かした、承太郎の気迫のこもった名言です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第48話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第48話

「迷惑なんだよ 自分の回りで死なれるのは スゲー迷惑だぜッ! このオレはッ!」ジャン・ピエール・ポルナレフ(第3部・第10話)

 ディオの手下であるJ・ガイルに不意打ちで、撃たれたポルナレフをかばって倒れたアヴドゥル。そんな彼を足手まといだと突き放したポルナレフに憤る花京院でしたが、不意に彼の足元に滴る水飛沫に気付きます。言葉とは裏腹にポルナレフは悲しみの涙で顔を濡らしていました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第10話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第10話

名言集(や行)

「やれやれだぜ」空条承太郎(第3部・第9話)

 花京院に変装していたラバーソールに襲われた承太郎がケーブルカーから支柱に飛び移った後に呟きます。承太郎の口癖であり、アニメでも随所で確認することができます。ちなみに承太郎の娘である第6部主人公・空条徐倫の口癖は「やれやれだわ」です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第9話
「ジョジョの奇妙な冒険 第3部」第9話

「『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!『恐怖』を我が物とすることじゃあッ! 」ウィル・A・ツェペリ(第1部・第4話)

 波紋法の伝道師であるツェペリが、ディオの手下の屍生人(ゾンビ)達を倒しながら、ジョナサンに語った言葉です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第4話
「ジョジョの奇妙な冒険 第1部」第4話

「『友情』つーもんは何かを通して育てていくもんだと思うのよ」東方仗助(第4部・第18話)

 一連のセリフは「今おめーがやろーとした事はカネで『友情』を買おうとしたのと同じ事だぜ…『友情』つーもんは何かを通して育てていくもんだと思うのよ」です。

 スタンド“ハーヴェスト”を使って杜王町中に落ちた小銭を収集する矢安宮重清(重ちー)。スタンド仲間である仗助や億泰と友達になるため、拾ったお金を山分けしようとする重ちーを、仗助は止めて一緒にビジネスを立ち上げようと誘いました。

「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第18話
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」第18話

名言集(わ行)

「我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ!できんことはないィィーッ!!」ルドルフォン・シュトロハイム(第2部・第11話)

 石仮面の恐るべき事実を知ってしまったスピードワゴンは、敵と化したストレイツォに重傷を負わされます。そんな彼を治療したのがドイツ軍。柱の男やジョジョたちの情報を得るために自白を強要した際のシュトロハイムの言葉です。

「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第11話
「ジョジョの奇妙な冒険 第2部」第11話

「わたしは『結果』だけを求めてはいない」レオーネ・アバッキオの回想の中の警官(第5部・第28話)

 一連のセリフは「わたしは『結果』だけを求めてはいない『結果』だけを求めていると人は近道をしたがるものだ・・・・・近道した時  真実を見失うかもしれない  やる気もしだいに失せていく  大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている」です。

 ボス・ディアボロの正体に肉薄し、仲間達に大きな道筋を残したアバッキオ。志半ばで命を奪われたアバッキオは挫折感を抱いていましたが、殉職した元同僚の警官と不思議な世界で語らい「りっぱにやったのだよ」と告げられたことで救われます。

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第28話
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」第28話

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」名言集まとめ

 以上、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第1部〜第5部の名言をまとめました。気になった名言はありましたか? 一度アニメをご覧になった方も、これを機にもう一度見返してみると新たな発見があるかもしれません。

 現在第6部「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」第2クール放送中の「ジョジョ」。シリーズ初となる女性主人公・空条徐倫の活躍も応援していきましょう。

(C)荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

【動画】アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」

『ジョジョの奇妙な冒険』まとめ・最新情報一覧

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」公式サイト