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 ABEMAオリジナル恋愛番組『妄想トゥクン』が2月15日(火)夜10時より、全3回にわたり放送される。“トゥクン”とは、誰かの言動にときめき恋に落ちる瞬間や、ドキドキして気持ちが揺れ動く様子を表現するオノマトペ。同番組は、そんな“トゥクン”とするシチュエーションを男性芸能人6名が本気で考え、旬の若手俳優がドラマで再現。さらに女性ゲストたちがそのドラマを考えた芸能人は誰なのかを、自身の恋愛観を交えながら推理するという内容だ。

【動画】ある男性芸能人が考案した”トゥクン”ドラマを先行公開

 全放送のMCを務めるのはみちょぱこと池田美優(以下、池田)。そして、週替わりMCとして勝地涼(以下、勝地)、Creepy NutsDJ松永(以下、松永)、城田優が登場する。果たしてどんなトゥクンが飛び出すのか?! 収録直後の3人のMC(池田、勝地、松永)を直撃! 番組の感想から自身のトゥクンエピソードまでたっぷり教えてもらった。

みちょぱ、勝地のぶっちゃけトークに「あとで大人に怒られるんじゃないかな」

――今回、男性MCが週替わりということで、池田さんは、勝地さんと松永さんとそれぞれMCをされましたが、いかがでしたか。

池田: おふたり2人の個性がすごく出ていて面白かったです。勝地さんはこっちが心配になるくらい喋っていました(笑)。面白いトークをしてくれて盛り上がったから助かったけど、いろいろ喋りすぎていて、あとで大人に怒られるんじゃないかなってちょっと心配しています。

勝地: 大丈夫です。2022年は新しい勝地涼を見せていくつもりだから。

池田: どこが使われているのか、放送が楽しみです(笑)。

勝地: もしかしたら後で事務所と話し合う必要があるかもしれないな(笑)。

――(笑)。MCはいかがでしたか。

勝地: みちょぱさんがいて、ゲストが小島瑠璃子さんと松平璃子さん。周りが猛者ばっかりだったので、助かりました。リラックスしてその場を楽しむことができました。猛者たちの話を聞いているうちに、僕が考えていることは少しズレているのかもしれないと気付きました。

池田: 今日気付いたんですか?

勝地: うん、気づきましたね。でも、人の“トゥクン”のドラマを見るのはすごく楽しかったです。もしチャンスがあるなら監督や出演をしてみたいです。

――池田さん、松永さんとのMCはいかがでしたか。

池田: 恋愛についてちょっと勉強が必要かなって(笑)。知らないことがいっぱいあるなって思いました。

松永: まだまだひよっ子ってこと?

池田: そうですよ! ゲストのトリンドル姉妹は恋愛の面ではきっと先輩だと思いますけど、松永さんはMCとしてというより、素の状態でいろいろ質問していましたよね。

松永: うん、猛者だろうから興味があって。

――松永さんはMCを務められていかがでしたか。

松永: みちょぱさんがメーンで、俺はアシスタントなのかなって思っていたんですよ。そしたら昨日台本が来て「え? 俺、MCなの?」って、びっくりしました。でも、収録が始まってみたらMCとして仕切るというより、みんなと一緒に同じものを見て、ただただ楽しい時間を過ごさせてもらいました。なんの緊張もなく、フラットに喋っていると思います。


DJ松永、思わずグッとくるのは感情がコントロールできない姿「めっちゃ怒ってるとき、可愛いなって思う」

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――番組にちなんでみなさんの理想の“トゥクン”シチュエーションをお聞きしたいです。

池田: う~ん、難しいけど、どちらかというと日常生活のちょっとしたことで“トゥクン”とするかもしれないです。例えば、プロポーズだったら、ちゃんとしたディナーとかじゃなくて、普通に家で過ごしているときにふいにされるみたいな。普通の生活の中のちょっとしたことっていうのが理想です。

松永: なるほどね。俺は、その人の感情がこぼれた瞬間がグッとくるんですよね。理性でコントロールできない瞬間というか。

池田: 変わってる! 

勝地: 怒りの感情でもいいんですか?

松永: 怒りも最高です。めっちゃ怒っている姿を見て可愛いなって思います。恥ずかしい、バレたくないことがバレて照れているときとか、余裕がなくて機嫌が悪くなっているときとか。もちろん喜びの感情も一緒です。自分のコントロール外の感情、制御不能になったときのその人の感情を見た時にグッときますね。俺が楽しんじゃうから絶対にケンカにならないし。

池田: 相手が怒っているときに楽しまれたら余計怒っちゃわない?

松永: 自分が悪ければちゃんと謝りはしますよ。ただ、好きな人は論破相手ではないという考えなんですよ。

勝地: そっかぁ。めっちゃいいこと言いますね。

松永: 好きな人を論破して傷つけて、その先に何があるんだろうって思うんですよ。論破したことを自分の戦績のように言うような人を、カッコ悪いなって感じるし。なんなら器の小ささを露呈しているように見えます。自分の器の小ささに直面するのは嫌だし、好きな人とは常にハッピーでいたいから。言い負かしたその先にいいことなんてないから、俺はずっとヘラヘラしています。

池田: でも、自分の意見を言わないってことですよね? 意思がないって思われちゃわない?

松永: 自分の意見は……、そう言われちゃうこともありますね(笑)。でも、この状態が全部いいんだよって感じなんですよね。

池田: そういう問題じゃないのよ。今よりも良くするための話し合いだったりするから。

松永: いや、今が最高じゃない? って感じなの。

池田: でも女の子からしたら最悪かもしれないですよ。

松永: そ……、そうなんだよねぇ(笑)。でも俺からしたら、世の中にたくさんの男女がいる中で、誰かに好意を持って、それを伝えることができて、お互いにタイミングが合って付き合うことになった。それが到達点というか。二人が付き合っている状態を、自分の帰る場所にしたいんですよ。お互いに仕事で戦って、へこんだり傷ついたりして、自分の帰るホッとする場所にしたい。パートナーが自分の家のような存在であってほしいんですよ。

池田: 難しいな~(笑)。

松永: とにかく付き合っている時点で全肯定です。

勝地: 松永さんの話が染み入りすぎて……お酒が欲しいですよ(笑)。素晴らしい考え方だと思います。まさに今の話に“トゥクン”しました。本当はそうありたいんですよ、僕も。まさに喋っているときに自分の器の小ささに気づくことがあります。

松永: 器の小さい自分に直面すると傷つきますよね。だから、自分のためでもあるんです。

勝地: 深い“トゥクン”ですね。

松永: 利他的でもあるし、利己的でもある。両側面あるんですよね。

勝地「寸劇とかコントについてきてくれる女性が好き」

――相手もその考え方が理解出来たらとても幸せですよね。勝地さんがトゥクンするのはどんなシチュエーションですか。

勝地: 俺はめちゃくちゃ浅いです(笑)。一緒に遊んでいるときに、寸劇とかコントみたいなことを俺が始めて、それに付いてきてくれる子が好きです。コントが下手だったりする子もいるけど、下手なのに頑張ってくれたら“トゥクン”ってなります。ふざけながら自然とお互いに笑いあっているような。俺もハッピーなほうがいいから。

松永: 寸劇が好きな子がいいんですか?

勝地: そうそう。でもその寸劇がめちゃくちゃうまくても、おおおお~~~って、ちょっと引いちゃうかも。あとは、僕が台本をいただいたときは、パートナーに演じてもらったりもしています。一緒に台本を読んでもらって、その子なりにやってくれる時間も楽しいです。

池田: それ、めちゃくちゃハードル高いですよね。下手でいいって言われても大変だと思う。

松永: うますぎず下手過ぎずのラインも難しそうですね。

勝地: あんまりうますぎると…(笑)

池田: でもやっているうちに徐々にうまくなっちゃいますよね、きっと。

――収録中、勝地さんはたくさんの女性を“トゥクン”とさせてきたというコメントされていました。とても気になります。

勝地: たくさんって言っちゃったけど、半分くらいかな(笑)。

松永: 半分でもすごいですよ!勝地さんはリアルな話モテますからね。

勝地: すみません。

松永: いっさい否定しないのかよ(笑)。

相手を“トゥクン”させるためには?松永の“技”にみちょぱ「ずるい」

――松永さんは女性を“トゥクン”させるためにする行動ってありますか?

松永: ライブしかないっすね。

池田: ずるい。

勝地: それはずるいですよ。

松永: (笑)。俺はずっとモテない人間だったので、人前に立って、自分に自信を持てたのは音楽だったりするので。だからライブに呼んじゃいます。

勝地: うらやましいよ~。

松永: そのときはスタッフも気づきます。松永、今日キレキレすぎる。好きな人連れて来たぞって、バレます(笑)。

――ライブなんて見せられた日には、“トゥクン”しない女性はいないですね。

松永: それ一本です。私生活ではいっさい“トゥクン”させられないので。

勝地: 音楽だとノリノリになれるしカッコいいから、確実にハッピーな気持ちになるじゃないですか。僕ら役者の場合は、気難しい舞台や映画もあるんですよ。だから好きな子に見てもらっても「ちょっとわからなかった」みたいになることもあるんです。舞台が終わって飲みに行ったときに、こっちは終わってスッキリしているのに、相手が沈んじゃってたりすることがけっこうあります(笑)。

松永: 舞台の感想を求められると、試されてるな~っ思っちゃうかもしれないですよ。表面的な浅いことを言っちゃって、人間の底がばれちゃったらどうしようとか。俺が女の子だったらうまく言語化できる自信ないな。

勝地: それに関しては、僕は全然気にしてないんです。「難しかったけど楽しかった!」くらいでいいんです。細かく分析されても、あの~、今俺本番終わったばっかりで疲れてるんだよ~ってなっちゃう(笑)。

みちょぱ、脚本を考えた男性芸能人の意外な一面に発見も「あんなに乙女な部分があるとかは知らなかった」

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――最後に番組の見どころをお願いいたします。

池田: いろんな“トゥクン”を知れて面白かったですね。脚本を考えた男性芸能人の意外な面もわかって、新しい発見もあって楽しかったです。トゥクン仕掛け人にあんなに乙女な部分があるとかは知らなかったです。あと私、MCなのに仕掛け人が誰か知らないし。MCも参加型というのも新しいと思います。

松永: リアクターたちの表情はかなり見どころですね。“トゥクン”とさせるための作品を見ているのに、スタジオにいる女性たちが全然“トゥクン”しなかったり、逆に意外な場面で“トゥクン”とする瞬間もあります。一筋縄じゃ行かないんだなって思いました。

勝地: 全部2人に言われちゃったな(笑)。このパターンっていろんな人のバージョンができると思うんです。逆に“トゥクン”とさせる女性バージョンも見てみたいですね。今回は、スタジオには女性ばっかりだから、ちょっと委縮しちゃった部分もあるというか(笑)。

池田: でも測定されますからね。ニヤニヤしてたらすぐばれちゃいますよ。

勝地: ニヤニヤしちゃうんだよね~。女の子のこと考えちゃうと(笑)。

松永: 女性バージョンの“トゥクン”やったら、勝地さんがめっちゃちょろい感じが露呈しちゃうかもしれませんよ(笑)。

※池田美優さんはものもらいのため眼帯を着用してます。

テキスト・インタビュー:氏家裕子
撮影:You Ishii

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ABEMA『妄想トゥクン』 番組概要

DJ松永の恋愛観にみちょぱが驚き、勝地涼は「心に染み入りすぎて酒が飲みたい」『妄想トゥクン』MCインタビュー
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第1回放送日時:2022年2月15日(火)夜10時~
第1回放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/AyT48HWNmPMpH5
MC:勝地涼、池田美優
  
女性ゲスト:小島瑠璃子、松平璃子
ミニドラマ出演:内藤秀一郎紺野彩夏西垣匠、杉本愛里

第2回放送日時:2022年2月22日(火)夜10時~
第2回放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/AMdaXspKAFq8cP
MC:DJ松永(Creepy Nuts)、池田美優
  
女性ゲスト:トリンドル玲奈トリンドル瑠奈
ミニドラマ出演:西垣匠、川津明日香中島健、紺野彩夏

第3回放送日時:2022年3月1日(火)夜10時~
第3回放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/C4g1gtB1JbdGxF
MC:城田優、池田美優
  
女性ゲスト:ベッキー工藤美桜
ミニドラマ出演:山下航平、鈴木ゆうか

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