北京オリンピックフィギュアスケート男子シングル日本代表の羽生結弦（27＝ANA）選手が14日夜、記者会見を開いた。
きょう試合から4日ぶりに姿を見せ、トレーニングを行ったことについて記者から「4日経って、きょう滑ろうと思った理由、実際にリンクに立って抱いた感情」との質問が出ると、「正直、本当は滑っちゃいけない期間だったんですけど（笑）、どうしても滑りたいなって思って。滑らせていただきました。これからもちょっとは練習するとは思います」と説明、「うーん、そうですね…」としばらく考える様子を見せたあと、次のように語った。
「スケートのこと、本当に嫌いになることもたくさんありますし、フィギュアってなんだろう?ってよく思いますし、 僕自身が目指しているのがフィギュアスケートなのかな?ってことも考えます。ただ、今日滑ってみて、今まで習ってきたとこと、ちっちゃい頃にやってたこととか、スケーティングに関して色々やってみて、上手くなったなって思ったり、それがすごく楽しかったり、それを見ていただくのが本当に気持ち良かったり。僕は僕のフィギュアスケートが好きだなって思えた今日の練習だったと思います。またこっから練習していくにあたって、また色んな感情が湧いてくると思いますし、ジャンプ飛びたいなあとも思ったんですけど、自分が靴から感じる氷の感触とかを大切にしながら滑りたいなって思います」。（ABEMA TIMES）
