【写真・画像】反日疑惑でクレーム殺到、“テレビに出ちゃいけない芸人”に…「8.6秒バズーカー」が語るデマの“真実と悪夢” 1枚目
【映像】なぜ彼らは“デジタルタトゥー”の被害者に?
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 2019年8月6日、74回目の原爆の日を迎えた広島。核のない平和を願う、その象徴とも言える日だが、この日が近づくとあるお笑いコンビの名前がネットをざわつかせ始める。

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 それが、リズムネタ「ラッスンゴレライ」で2014年に大ブレイクした「8.6秒バズーカー」だ。「ラッスンゴレライ」のYouTube再生回数は2200万回を超え、よしもと史上最速でなんばグランド花月単独ライブを開催。そんな人気絶頂だった彼らはなぜ、“テレビに出ちゃいけない芸人”“反日芸人”のレッテルを貼られたのか。

 6日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に8.6秒バズーカーが出演し、騒動の“真実”とデマ拡散による“悪夢”について語った。

■「8.6秒バズーカー」をめぐるデマの“真実”

 彼らに反日芸人の疑惑が持ち上がったのは、原爆の投下と8.6秒バズーカーを関連付ける話題がネットに溢れたこと。

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・コンビ名の「8.6秒」は8月6日の原爆投下日を意味する

・ネタ「ラッスンゴレライ」は爆弾投下の号令“落寸号令雷”を意味する

・ネタのセリフ「ちょっと待って!」は爆撃機“チョットマッテ号”の意味

・揃いのサングラスはマッカーサーを意味する

 しかし、この反日疑惑は単なる憶測だけで始まったわけではない。デビュー前、当時大学生だったはまやねんがTwitterに書き込んだ「もう日本オワタ。中国とロシアに一気に攻め込まれる(笑)植民地ぷぎゃあ」というつぶやき。はまやねんは「政治的な知識もないのに適当にカッコつけてつぶやいてしまった」と弁明しているが、この反日疑惑によって、出演番組のスポンサーにはクレームが殺到。出演した番組もお蔵入りし、人気絶頂だった2人は突然テレビの世界から姿を消した。

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 吉本興業の先輩であるケンドーコバヤシによると、「8.6秒バズーカーが一番かわいそうなのは、『こういう時はあるねんぞ。こういう風に乗り切れよ』と言える先輩がいないくらいブレイクしてしまったこと。こんなに急に忙しくなった芸人が歴史上いなかったから、誰も適切なアドバイスをしてやれなかった。ナインティナインさんとかオリエンタルラジオ、キングコングも凄かったけど、それをはるかに上回るスピードだった」という。

 田中シングルも「すごいスピードだった。『1日20何本も仕事できるんや』って」と振り返りつつ、反日芸人疑惑が広まった時の対応について「会社の人間も僕らもどうしたらいいか分からなかった。事実ではないことなので、放っておいたら収まるでしょうと。否定しても肯定しても、ネットの人は反応してもらったから『もっと言ってやれ』となる」と、静観する立場をとったことを説明した。

8.6秒バズーカーをめぐる「デマ」の真相を説明

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