「コロナというのは、いつ症状が悪化するかも分からないわけで、その観察を私が自分も含めて4人分しているので、かなり緊張感があるピリピリした生活ではありましたね」
芸能界でも新型コロナウイルスの感染が相次いでいる。家族全員が感染した女優の北川弘美さん(41)は療養生活について「精神的にくる」とその辛さを明かした。
【映像】一足早く療養期間を終えた子どもたちから誕生日サプライズ(2:35〜)
先月22日、北川さんの家族は夫と長男が発熱、次男も鼻水の症状があり、医療機関でPCR検査を受け陽性と判明。さらに 北川さん自身も喉に違和感があったことから、抗原検査キットで自ら検査し、陽性反応が出た。また、ワクチンは夫婦共に2回打っていたという。
幸いにも、誰ひとり症状は悪化しなかったが、経験したことのない隔離生活に幼い2人の子どもたちはストレスを感じていたという。
「外に出られない、友だちと遊べない、保育園に行けないというのは、(子どもは)かなりストレスになるんでしょうね。機嫌が悪くて、自分の機嫌が悪いと誰かを傷つけたくなるのか(兄弟で)殴り合いの喧嘩が増えたりとか、長男が次男にいじわるして泣かせることが多々ありました」
そして、北川さんは「育児のため倒れるわけにはいかない」というプレッシャーから大きなストレスがあったようで、息の詰まる療養生活だったと振り返った。
「口内炎ができたりとか、 顔に蕁麻疹が出たりとか、結膜炎になったりとコロナ以外に私はどんどん体のダメージを負っていくという感じがありました。夫も精神状態はあまり良くないですし、みんながギスギスしていたんでしょうね。コロナってやっぱり精神的にくるなと感じました」
しかし、一足早く療養期間を終えた夫と子どもたちが北川の誕生日にサプライズをしてくれたそうで、お母さんを祝う子どもたちの表情は明るくなっていたという。こうした療養期間を終えて、北川さんがいま思うことを明かした。
「幼稚園からくるメールとかで『感染者に対する誹謗中傷や犯人捜しはおやめください』みたいな一文が入っていたりするのですが、感染してしまった人が悪いのではなく、誰しもが感染する確率の高い生活をしているという意識を持って、感染してしまったら軽症で終わるように、なるべく免疫力を高めたりするなどが重要なのかなとは感じています」
(『ABEMAヒルズ』より)
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