将棋・3月7日週の主な対局 9日に順位戦B級1組最終戦 藤井聡太竜王、A級昇級なるか
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 日本将棋連盟による3月7日週の公式戦は、9日に順位戦B級1組の最終戦が行われる。藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖)は勝てば昇級確定、負けた場合は他の棋士の結果次第で昇級もしくは残留となる、ぎりぎりの戦いだ。主な対局は以下のとおり。

【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段

3月7日(月曜日)

竜王戦1組 羽生善治九段 対 丸山忠久九段 (ABEMA・携帯中継)
竜王戦2組 佐藤康光九段 対 森内俊之九段 (携帯中継)
竜王戦3組 鈴木大介九段 対 高見泰地七段 (携帯中継)
叡王戦本戦 豊島将之九段 対 服部慎一郎四段 (ABEMA・携帯中継)

3月8日(火曜日)

順位戦C級1組 飯島栄治八段 対 佐藤和俊七段 (携帯中継)
順位戦C級1組 豊川孝弘七段 対 石井健太郎六段 (携帯中継)
順位戦C級1組 先崎学九段 対 高橋道雄九段 (携帯中継)
順位戦C級1組 大橋貴洸六段 対 宮本広志五段 (携帯中継)
女流名人戦予選 山口恵梨子女流二段 対 佐々木海法女流1級 (携帯中継)

3月9日(水曜日)

順位戦B級1組 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段 (ABEMA・携帯中継)

 藤井竜王は9勝2敗で現在単独トップ。本局に勝利し、このまま2敗をキープすれば自身初のA級が決まる。ただ敗れた場合は、他の棋士の結果次第だ。稲葉陽八段、千田翔太七段はどちらも8勝3敗。両者が勝利し、3人が9勝3敗で並んだ場合は、前年成績を元にした順位が、藤井竜王よりも上の稲葉八段、千田七段が優先されるため「頭ハネ」で藤井竜王は昇級を逃す。逆の見方をすれば稲葉八段、千田七段のいずれかが敗れれば、その時点で藤井竜王の昇級が決まる。持ち時間は各6時間で、先手は佐々木七段。

順位戦B級1組 郷田真隆九段 対 稲葉陽八段 (ABEMA・携帯中継)

 8勝3敗で2番手につけている稲葉八段は、自力での昇級が可能。本局に勝利し、9勝3敗で終えれば、昇級を争う藤井竜王、千田七段と並んでも、前年成績を元にした順位で上回るため、昇級枠の上位2人以内になることが確定する。また敗れた場合でも、千田七段が敗れれば昇級となる。持ち時間は各6時間で、先手は稲葉八段。

順位戦B級1組 三浦弘行九段 対 松尾歩八段 (ABEMA)        
順位戦B級1組 木村一基九段 対 千田翔太七段 (ABEMA・携帯中継)

 現在3番手ながら、自力での昇級が消えている千田七段。自身の勝利は絶対条件で、さらに藤井竜王、稲葉八段のいずれか、もしくは両方が敗れると昇級が決まる。対戦相手の木村九段も、降級ぎりぎりの残留争いに入っており、負けられない一局だ。持ち時間は各6時間で、先手は千田七段。

お~いお茶杯王位戦挑決リーグ 糸谷哲郎八段 対 澤田真吾七段 (携帯中継)

3月10日(木曜日)

順位戦C級2組 杉本和陽五段 対 伊藤真吾六段 (携帯中継)
順位戦C級2組 長谷部浩平四段 対 渡辺和史四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 近藤正和七段 対 伊藤匠四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 黒沢怜生六段 対 石川優太四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 西田拓也五段 対 石田直裕五段 (携帯中継)
順位戦C級2組 遠山雄亮六段 対 服部慎一郎四段 (携帯中継)

3月11日(金曜日)

竜王戦1組 佐藤天彦九段 対 山崎隆之八段 (携帯中継)
お~いお茶杯王位戦挑決リーグ 豊島将之九段 対 西尾明七段 (携帯中継)
マイナビ女子オープン挑決 里見香奈女流四冠 対 山根ことみ女流二段 (携帯中継)

3月12日(土曜日)

叡王戦本戦 斎藤慎太郎八段 対 出口若武五段 (ABEMA・携帯中継)
(写真提供・日本将棋連盟)

【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段
【中継】順位戦 B級1組 13回戦 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気七段
【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継
【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継
【中継】竜王戦1組ランキング戦 羽生善治九段 対 丸山忠久九段
【中継】竜王戦1組ランキング戦 羽生善治九段 対 丸山忠久九段
【中継】順位戦 B級1組13回戦 最終局 4局同時生中継