元暴走族芸人、”ピュアなあまり”M-1のネタ選びでしくじり 「決勝行けるわけない」
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 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、平成ノブシコブシ徳井健太がしくじり先生として登場。「ネタは面白いのに大成できなかった芸人」を教材に授業を行った。

【動画】バッドボーイスがM-1で犯した衝撃のしくじり(18分頃~)

 番組には、オードリー若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇ハライチ澤部佑ザ・マミィ(林田洋平、酒井貴士)、奥森皐月、岡本夏美らが出演。

 今回のしくじり授業は、的確なお笑い考察で話題の徳井が「ネタは天才的に面白いのに大成できなかった芸人」を語り、芸人の生き様から教訓を学んでいく。

元暴走族芸人、”ピュアなあまり”M-1のネタ選びでしくじり 「決勝行けるわけない」
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 実力に見合った世間の評価がされていない芸人として、徳井が名前を挙げたのは「バッドボーイズ佐田正樹、清人)」。「九州最大の暴走族のメンバー同士が組んだヤンキーコンビ」と言われている2人だが、後輩芸人から見れば「ピュアすぎる2人が組んだ漫才師」だという。

 かつて暴走族だった佐田は、清人とお笑いの道に進むためにグループから抜けることを決意した。しかし、メンバーからは「悪いことするって決めたんじゃねぇのか」と責められ、佐田は覚悟を決めて「清人のためにもうやんないっす」と宣言。すると周りの友人らが佐田の前に出て「俺らを殴ってください」とかばったという。

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 このエピソードを語っていた徳井は、感情が昂ぶったのか目に涙を浮かべ、出演者らに「自分のトークで泣きそう」「現場にいた後輩の証言」とイジられていた。

 また、バッドボーイズのネタ作りを担当している清人について、徳井は「多分、欲とか出したことない」と、純朴な人柄を紹介。そんな清人が、あるとき「M-1グランプリのラストイヤーは絶対に出たい」と、珍しく野心を口にしたという。

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 徳井は「バッドボーイズの勝負ネタを目に焼き付けよう」と、大会の準決勝を見に行った。しかし、そこで徳井が目にしたのは「少年のお尻を触りたい」という、衝撃的なネタだった。

 このネタは性的な意味はなく、ピュアな清人の「少年の気持ちになりたいからお尻を触って……」という独特な発想から作られた漫才だと徳井は説明。そして「(そのネタでは)決勝行けるわけない…」と当時の本音を語り、笑いを誘った。

 こうした話を踏まえ、徳井はバッドボーイズから学べる教訓として「人生のラストチャンスで尖りはいらない」と語ると、出演者は納得したように頷いていた。

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