「合格した手応えはゼロでした」アーニャ役・種崎敦美が明かすオーディション秘話【「SPY×FAMILY」インタビュー】
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 「少年ジャンプ+」にて連載されており、コミックスのシリーズ累計発行部数が1250万部を突破している人気作「SPY×FAMILY」が、2022年4月よりついにTVアニメ化。

【放送】SPY×FAMILY #1

 凄腕スパイの〈黄昏〉は極秘任務のため精神科医ロイド・フォージャーとなり、心を読める超能力者のアーニャを娘に、殺し屋であるヨルを妻にした擬似家族となって一緒に暮らすことに。互いの正体を隠しながら、ハプニング続きの生活を過ごしていくというストーリーだ。

 原作では台詞がひらがなで表記されており、独特のワードセンスも特徴的なアーニャを演じる種崎敦美インタビューを実施。声優としてアーニャを演じる上での役作りの話や、オーディション時のエピソードを伺った。

――原作のアーニャの台詞は基本的にひらがなで書かれていますが、演じる上でどんなことを意識されましたか?

種崎:技術的なことで言うと、無声音の母音までちゃんと音にすることとかでしょうか……スパイのスの音も「SU」の「U」までちゃんと音にする、のような。でももしそうならなくても、その時その時でアーニャにもそんな瞬間もあるだろうというくらいの、意識しすぎないようにもしています。

――アーニャの側に立って、作り込みすぎずに出てきたお芝居を重視されているのでしょうか?

種崎:オーディションの時から「その瞬間の感情の最大値で、とりあえず演じてみてください」というディレクションをいただいたので、それに沿うようにやっているとこれまでのインタビューなどでは答えてきたのですが……今冷静に考えてみると、「感情」という言い方をしてしまうと、ちょっと難しくなってしまうかもしれません……。

 嬉しい・楽しいという気持ちをその時のマックスで出すこともあるのですが、例えば試験を受けるという時に「しけんをうけます!」とアーニャが言ったとしても、それは感情ではないなと思うので……。

――たしかに絶妙なニュアンスが必要ですね。

種崎:言い方が難しいなと思ったのですが、その瞬間の感情というよりも「気持ち」という方が合っているのかもしれません。

――アーニャは特殊な環境で育ったとはいえ、子どもには変わりないので、1つ1つのことを真剣に素直に望んでいるからこそ出てくる言葉……という感じでしょうか。

種崎:そうですね。子どもならではの素直さで、その時の気持ちをマックスで出す――ということを大事にしているのかなと思います。

――ちなみにオーディションを受けられた時は、アーニャ役だけだったのでしょうか?

種崎:実は最初はヨルさんの役で受けたのですが、途中で1%でも可能性があるのはアーニャの方だなと思い「アーニャも受けていいですか?」と自分から申し出て、両方受けさせていただきました。両方のテープを送った結果、スタジオオーディションにはアーニャ役で呼んでいただけて。

――実際にオーディションを受けてみての手応えはいかがでしたか?

種崎:個人的には手応えゼロでした……。

――それでも合格だったときのお気持ちは?

種崎:「オーディションのお芝居のどこが良くて私を選んでいただいたのだろう? わからない! でも「SPY×FAMILY」に出られる! 嬉しい!」という気持ちでした。オーディションの時に私が思うアーニャを演じてみたところ「声を作らないで、もっと素直に感情マックスにして子どもっぽさを出してみて」とディレクションをいただいてしまったので「作り込みすぎてしまっていたのか……」と思い、それまでの演技プランを全て捨てて、指示された通りにやってみたんです。

 「どうにでもなれ!」じゃないですけど(笑)、思いっきり演じてみた結果ではありますが「あれで大丈夫だったのかな…?」という。

――そうだったのですね。PVで拝見したアーニャのお芝居は完璧でした!

種崎:PVでアーニャを実際に演じるまでは本当に不安で。そしたらやはりそのPV収録の日もロイド役の江口(拓也)さんやヨルさん役の早見(沙織)さんは割とすぐにOKが出るのに対し、アーニャはいろんなパターンを収録しました。なのでその時もどれが正解なのだろうかと探り探りでした。

――(インタビュー実施時の)現在は2話まで実際のアフレコが進んでいるとお聞きしましたが、まだ模索されている段階でしょうか?

種崎:PVの時はいろいろなパターンを試したからこそ不安だったのですが、実際に選ばれた音声を聞いてみて「これくらいやっていいのか」と思いました。ここまで幅を出す方がいいんだと思い1話のアフレコに臨んだら、あまりディレクションが入ることもなくすっと収録も進んで、こういう風に(役を)作っていけばいいんだなと、何となくわかってきました。

 2話の時により掴めた瞬間もあって、演技プランは固まりつつあります。(3話以降で)この先もいろいろな人と絡んでいくので、アーニャが人と関わっていく中で、私が他の役者さんと掛け合う中で、自分の中でアーニャがどんな風に出来上がっていくのか。緊張もしますが、「わくわく」もしています。

 話を伺ったことで、アーニャという特殊な境遇のキャラを演じるため誠実に役に向き合う声優としての難しさと凄さを感じられた。ぜひアーニャの演技に注目してTVアニメ「SPY×FAMILY」を鑑賞してほしい。

「合格した手応えはゼロでした」アーニャ役・種崎敦美が明かすオーディション秘話【「SPY×FAMILY」インタビュー】

※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
テキスト/kato
(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

アニメ『スパイファミリー』放送回一覧(動画リンクつき)

話数 サブタイトル(タップで動画へ) 見どころ
1 オペレーション〈梟(ストリクス)〉 添い寝アーニャがカワイイ!
2 妻役を確保せよ さりげないプロポーズ(?)
3 受験対策をせよ アーニャの絵はアニオリ要素
4 名門校面接試験 ロイドの怒りが胸に刺さる…
5 合否の行方 ロイドマン大奮闘!
6 ナカヨシ作戦 ヨル直伝のパンチ炸裂!!
7 標的の次男 アーニャの泣き顔にキュン!
8 対秘密警察偽装作戦 ヨルさんのウソが雑過ぎる…
9 ラブラブを見せつけよ ノリノリのフランキーがイイ味!
10 ドッジボール大作戦 アーニャを守るダミアンが尊い!
11 〈星〉(ステラ) お出けけ服のアーニャが◎
12 ペンギンパーク ぺんぎんマン(CV:ロイド)の味
13 プロジェクト〈アップル〉 アーニャon犬の疾走感は必見!
『SPY×FAMILY』最新話配信中
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SPY×FAMILY(スパイファミリー)の最新ニュース

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TVアニメ『SPY×FAMILY』公式サイト

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TVアニメ「SPY×FAMILY」概要

【STAFF】
原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:古橋一浩
キャラクターデザイン:嶋田和晃
総作画監督: 嶋田和晃 浅野恭司
助監督:片桐崇 高橋謙仁 原田孝宏
色彩設計:橋本賢
美術設定:谷内優穂 杉本智美 金平和茂
美術監督:永井一男 薄井久代
3DCG監督:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
副撮影監督:佐久間悠也
編集:齋藤朱里
音楽プロデュース:(K)NoW_NAME
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
制作:WIT STUDIO×CloverWorks

オープニング主題歌:Official髭男dism「ミックスナッツ」
エンディング主題歌:星野源「喜劇」

【CAST】
ロイド・フォージャー:江口拓也
アーニャ・フォージャー:種崎敦美
ヨル・フォージャー:早見沙織
フランキー・フランクリン:吉野裕行
シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子
ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘

【公式HP】https://spy-family.net/
【Twitter】https://twitter.com/spyfamily_anime

SPY×FAMILY #1
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