別居婚を始めて3年半、misono「疑う時間が1秒もない」「今が一番幸せ」 コロナ禍の“共同生活”で新たな発見も
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 「別居婚という形を発信し始めると、今までと全然、世間の反応が違うなっていうのは、めちゃくちゃ実感しています」

 2018年に5歳年下のドラマー・Nosuke(32)と結婚し、“別居婚”として夫婦生活を続けている、歌手でタレントのmisono(37)。

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 法律上は夫婦でありながら、別々に暮らすという結婚生活は大きな反響を呼び、今年1月には夫婦の“交換日記”となる公式ブログを新たに開設した。

 現在、実家のある京都で暮らしているmisonoに、『ABEMAエンタメ』は独占インタビューを実施。理想の“夫婦のカタチ”が別居婚であると決断した背景、そして、コロナ禍によって感じた“別居婚夫婦”としての幸せについて語った。

 misonoが芸能界に入ったのは2002年。当時17歳の時、音楽ユニット「day after tomorrow」のボーカルとして歌手デビューした。2003年に発売された「Starry Heavens」は人気ゲームのテーマソングに起用され、大きな話題に。2009年には、2歳年上の姉・倖田來未とのコラボ曲を発売。その年のNHK紅白歌合戦に、姉妹揃って出演した。

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 アーティストとして活躍する一方、タレントとしても活動。2005年から放送された人気バラエティー番組『クイズ!ヘキサゴンII』への出演をきっかけに、“おバカキャラ”という新たな一面を見せた。

 その後も、バラエティー番組での活躍が続き、過激な言動やイメージが定着し始めると、2015年頃には“炎上クイーン”と呼ばれる状況に。

 「30歳の時なんですよね、“炎上クイーン”とかになったのって。出るのをやめようと思っていたんですけど、『いや、出なくなったらより炎上クイーンのままで終わるよ』って言われて。何かして叩かれる、何もしないで叩かれるんだったら、何かして(叩かれる)方が絶対いいと思っているので」(misono、以下同)

 タレント活動に対する葛藤を抱えながら、女優やモノマネなど、新たなチャレンジを続けていたmisono。転機が訪れたのは、2017年。当時32歳の時、ドラマーのNosukeと結婚することを発表。翌年に婚姻届を提出すると、SNSで「別居婚」を始めたことを公表し、大きな話題となった。

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 「別居」というライフスタイルを希望したのは、misono。その背景には、misonoの性格が影響しているという。

 「ウチは1人の時間が必要な人。家族であっても、親であっても、お姉ちゃんであっても、お姉ちゃん家も(泊まるなら)1泊2日ですね。両親もめちゃくちゃ大好きだし、めちゃくちゃ仲いいけど、ずっと一緒の部屋にいるとか、どれだけラブラブな彼氏で、付き合いたてホヤホヤの時でも、1泊2日が限界だったので」

 別居婚から3年半が経った現在も、夫婦生活は変わらずに順調であるとmisonoは断言する。

 「今Nosukeは(東京の)町田の実家にいて、ウチは京都の実家にいるんです。(2021年)12月からだからクリスマスも一緒にいなかったし、年末年始も一緒にいなかったし、バレンタインデーも一緒にいなかったし。でも、まず浮気の心配をしていない。そこの不安がまずない、お互い。疑う時間が1秒たりともない」

 現在、夫婦は別々に暮らす時間を過ごしているが、約2年前、思いがけない出来事が。2020年に入ってから、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大。4月に国内で1回目の緊急事態宣言が発出されたタイミングで、misonoは「離れ離れで暮らすと2度と会えなくなるのでは?」「後悔するのではないか?」という思いから“共同生活”を開始。不安を和らげる時間を過ごしながら、夫婦にとって“新たな発見”があったという。

 「コロナ禍で毎日家にいるじゃないですか。それを17歳でデビューして初めて味わったんですね。毎日家にいるってことにウチは焦るし、仕事がないこともそうだし、SNSを開いたらみんな楽しそう。ウチは家に1人でいるみたいに思ったりするんですけど、Nosukeは『初めてmisonoとこんなに家にいれて、2人きりで一部屋にいれる。幸せ』『初めて新婚生活味わえてる』って思って、すごく楽しそうだったんですよね」

 その後、“別居生活”に戻った2人は、別居婚というライフスタイルを広く発信するために、夫妻の赤裸々なやりとりを綴る公式ブログ「交換日記~別居婚NOW~」を開設した。Nosukeは交際期間を含めた6年間を振り返り、現在の心境を明かしている。

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 「現在別居状態は続いており、『そこに愛はあるんか?』と自分に問うと、そこに愛はあるのです。“misono個人が好き”で始まった結婚生活に対して不安があるとすれば“misonoと距離を取る事”だったのが、今は義父や義母をはじめとするKODA家のみなさんが大好きなので気持ちに余裕があるのかもしれません」

 そして、misonoにとって、最愛の夫と理解し合える秘訣は“価値観の違い”であると言う。

 「自分に持ってないものを持ってるとか、自分とは正反対、真逆だから面白いと思って。似た者同士だったらもっとうまくいってない。Nosukeだからケンカするんじゃなくて、たぶんNosukeじゃなくてもケンカはすると思うので。(価値観の違いは)良さしかない、ウチらの中では」

 また、結婚と同じタイミングで「独立」という大きな節目も迎えていたmisono。現在、芸能活動の他に、母親が経営していたエステサロンのプロデュースや、保護犬・保護猫に関わるボランティア活動なども行っている。

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 「ウチの唯一の癒しが動物園だったんですよ。どの国に行っていても必ず動物園へは行っていて。海外へ行けなくなって、やっぱり自分に幸せとか笑顔とかくれるのは動物たち、って改めて気づいて。人間はしゃべれる、動物たちはできないから。コロナってすごく嫌だけど、コロナに気づかされた」(YouTube『misono ch』/「【コラボ】東江ルミ子さん(代表)と対談 〜動物の為に動き始めたキッカケについて〜」より)

 Nosukeとの“別居婚”をきっかけに、公私ともに大きな転換期を迎えたmisono。日々の生活が充実していることを強く実感しているという。

 「今が一番幸せで。タイムマシーンがあっても、過去にも未来にも行かず、もう本当に今を選ぶっていうぐらい。明日死んでも何の後悔もない、っていう人生なので」

ABEMA NEWSより)

【インタビュー】misono 3年半の“別居婚”でつかんだ幸せ
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misono『misonoが20周年のタイミングで…ABEMAにて独占インタビュー!?』
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