阿部詩「怪物と言われるくらい強い選手に」自信をなくし柔道着を着たくなかった過去も
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 渡辺直美がナビゲーターを務める、今を輝きジブンを信じきる女性たちのための特別対談番組『Three Strides supported by adidas』(以下、Three Strides)が3月27日(日)よる8時に放送。東京五輪柔道女子52キロ級で金メダルを獲得した阿部詩が登場し、自身の原点『畳一枚』や自信を無くした経験、今後の野望を明かした。

【動画】女子柔道金メダル選手・阿部詩「怪物と言われるくらい強い選手に」

 『Three Strides』はそれぞれの歩幅で歩む女性を「原点(The Origin)」「ターニングポイント(The Turning point)」「これから(The Future)」という3つのキーワードをもとに紐解いていく番組。日本の枠を飛び出して活躍するお笑い芸人・渡辺直美がナビゲーターとなり、現在活動の拠点を置くニューヨークから、日本で活躍する女性たちと対談する。今回、渡辺の対談相手として登場する3名の女性は、それぞれが様々なステージにおいて第一線で活躍する人気者たち。YouTube・TikTokを中心に注目を浴び性別に縛られないスタイルを貫くクリエイターとうあ、東京五輪柔道女子52キロ級で金メダルを獲得した阿部詩、4か国語を操るマルチリンガルで次世代ガールズ・ユニオン『FAKY』のメンバーのTakiだ。常に自分自身の可能性を信じながら生きている彼女たちが、自分をつき動かしている“想い”を明かしていく。

 自分の原点は『畳一枚』だと語る阿部。基本が大切な柔道は受け身の練習からはじまるそうで、畳一枚の上で3カ月間ずっと受け身だけをするのだそうだ。それを聞いて「ええー!3カ月もずっと!?」と驚く渡辺。そもそも阿部が柔道を始めたのは、兄が習っていた柔道の練習に付いて行ったことがきっかけだったそうだ。柔道をやりたいと言いはじめた時は父に反対されたこともあったと言うが、阿部の「柔道がやりたい!やりたい!」という無邪気な申し出に父が「そんなに言うなら試しに」と根負けしたという。

阿部詩「怪物と言われるくらい強い選手に」自信をなくし柔道着を着たくなかった過去も

 そんな阿部の転機は高校生の時に初めて経験した“1回戦負け”。今後歩んでいく柔道の道についても悩み、柔道着も着たくなくなるほど落ち込んでしまったそうだ。しかしそんな時、同じく柔道家である兄の阿部一二三もリオオリンピックの選抜に落ちてしまった時期で、阿部に電話をかけてきて「俺に比べたら全然大丈夫や」と言葉をかけてくれたのだという。「お兄ちゃん優しい…」と感動する渡辺に阿部は「普段そんなに優しくなかったんですけど。『あ、すごい優しいな』って、はじめて思ったかもしれないです」と笑いを交えて明かした。

 さらに自分を信じ切ることで可能性が広がったという経験を問われた阿部は「まさに東京オリンピックの時は自分を信じるしかなかったので、自分に自信を無くすことはたくさんあったんですけど…その日は畳の上に立っている自分を信じて戦うといい結果が巡ってきたので。自分を信じるって言うことは大切なんだなと思いました」と振り返る。そして阿部は反対に、自信に満ち溢れて見える渡辺でも自信を無くす日もあるのかと質問を投げ返す。すると渡辺は「ありますね。例えば収録がうまくいかなかったなとか、あそこもっとこうすれば良かったなとかは毎日考えてるんで。自信ないな~ってなることはあるんだけど…忘れちゃうんですよね」と話し、大きく笑った。そして「ま、でもどうにかなるっしょ!って感じになっちゃうんですよね、マインドが。だからやったことへの後悔があんまりないって言うか、やらなかった後悔の方がずっと残ってるかもしれないですね」と話し、阿部も「そうですよね」と渡辺の言葉にうなずいた。

 いま、阿部の大きな目標は2年後のパリオリンピックで2連覇を飾ること。「強いという言葉に収まるだけじゃ嫌で、『怪物』と言われるくらい強い選手になりたいなと思います」と言う阿部に、渡辺は「かっけー!マジかっけー!」と興奮した様子を見せ「それはでも憧れよ。わたしもエンタメ界の怪物になりたいなと思います」と意気込みを見せた。そして最後に阿部は、引退後の展望を「1人の女性として、強く美しく生きていきたいと思うので、幸せな結婚をして幸せな家庭を築いて、いい人生を送りたいなと思います」と話し笑顔を浮かべた。

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Three Strides
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