アイドルとファン、さらに歳の差が27歳という“歳の差婚”カップルの誕生。さらにアイドルとファンという異なる立場の2人を結びつけるきっかけとなった驚きの出来事に対して、お笑いタレントの千原ジュニアが思わず仰け反りながら「たまらんね!」と本音を漏らした。
女性は20歳、大阪でアイドル活動を行っていたというともえさん。可愛らしい見た目とダンスが若者に受け、自身のTikTok「ともえとみっちゃん」のフォロワー数は25万人を超えている。一方、みっちゃんは47歳である。
「コメント欄とか見ると『お金目当てじゃん』とか、『パパ活だろ』と。最初はめちゃくちゃ気になって泣いていたりもしたんですけど、最近は心が鉄のように強くなった」
そのようにともえさんが笑顔を浮かべると、隣に座り「まさか付き合って、結婚するなんていうのは」と話すみっちゃんこそ、ともえさんの夫だ。歳の差27歳の夫婦で、夫のみっちゃんは、アイドル時代のともえさんを支えたファンという関係性だったという。
「私が高校生の時に大阪でアイドルをしていまして、その時のファンというか、オタク(がみっちゃん)」(ともえさん)
「最初は他の子を応援していたんです。後からともえが入ってきた。顔が僕の好みの顔なので、まずそこが」(みっちゃん)
すると、ともえさんが「私がみっちゃんのことが好きになって、ある時にみっちゃんが来ると思っていたライブにいなかった。そのときに『あれ、いないなぁ』とステージが物足りなく感じて。『もしかしたら好きなのかも』と思いだしました」と明かし、アイドルとファンという関係から、男性と女性という関係性になった瞬間を明かした。
統計学者・鳥越規央氏によると、ファンがアイドルと付き合える確率は0.0247%=4049分の1。甲子園で優勝する確率と同じだというが、2人はどのように交際に発展し、結婚に至ったのか。
27日にABEMA『ABEMA的ニュースショー』に出演したともえさんとみっちゃんに対して、MCを務めるお笑いタレントの千原ジュニアが馴れ初めに迫った。
2人の説明によると、アイドルとファンとして知り合ってから、交際に発展するまでの期間はおよそ半年。その間、ライブや握手会などを重ねていったという。その関係性に変化が生じたのは、ともえさんのライブ配信でのこと。偶然、みっちゃんだけが配信に入っていて1対1の状況が生まれた。そこでともえさんが「じつは、男の人として好きなんだ」と伝えたという。
そのエピソードを聞いた千原ジュニアは「うわぁー」と言って思わず仰け反ると「みっちゃん、たまらんね!」と驚いた様子で一言。みっちゃんも「ビックリしました」と応じた。
さらに千原ジュニアが「そこからデート行きましょう。お食事行きましょうとか…」と話し、その後の展開についてきくと「そこ(デートや食事)はできないので、とりあえずアイドルを卒業して」と応じた2人。
プロポーズについては、みっちゃんから。ともえさんが18歳のときに結婚して、間もなく結婚生活が2年目を迎えるというこのカップル。ともえさんの母とみっちゃんは同い年だという。自身としては二度目の結婚となるみっちゃん。いざ、アイドルと結婚したことについて問われると「毎日が楽しい」とも。
SKE48の須田亜香里が「もともとファンの方は恋愛対象に入るという観点は持っていたのか。恋かもしれないと思ったとき、自分が一番戸惑ったのか」など、アイドルとして素朴な疑問をぶつけると「戸惑いました」とともえさん。その答えに笑顔で頷いた須田は「私もファンの方とお付き合いとなったら、素敵だなと思うことはあるけど、現役中はみんな平等に接したいという気持ちがあるので、恋愛対象としてみることはない。ただ、卒業後にということなので、素敵だなぁ…」と本音ものぞかせた。
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