R-1王者のお見送り芸人しんいちがR-1の出場制限とされる「芸歴10年」の驚きのカウント法を明かし、千原ジュニアからツッコミを入れられる羽目に遭った。
【動画】芸歴12年でも出場OK?R-1の意外と知られていないルール
3月30日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#25が放送。お見送り芸人しんいちの芸歴に準優勝のZAZYがクレームを入れていることが話題になった。
この番組は「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、制限時間2分59秒内で、各界のゲストたちがズバズバ世間に訴えかけるスピーチバラエティ。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
しんいちは「R-1グランプリで優勝できたワケ」というスピーチを披露。事務所の先輩であるサンドウィッチマン・富澤たけしのアドバイスが、R-1で見せたギター漫談の誕生につながったと明かした。
R-1グランプリの優勝をきっかけに大ブレイク中のしんいちだが、しんいちいわく、準優勝のZAZYが「反則だ」「芸歴超えてんじゃねーぞ」とチクチク不満を漏らし、自身の準優勝に納得できていない様子。ジュニアは「10年でしょ?」と、「芸歴10年以内」というR-1の出場制限に触れた。
するとしんいちは「始めた頃を加算すると、12年なんです」と、実は芸歴が制限より2年オーバーしていると告白。ジュニアは「12!?」と驚きを見せた。
それでもしんいちはR-1グランプリの公式からきちんと出場許可が出ていると説明。「最初松竹芸能にいて、グレープカンパニー(現事務所)に入るまでの間、休んでいた期間がある。それで僕は出られている」「ちゃんとしたルールがあるのに、グチグチ言われる」と、休んでいた期間が“ノーカウント”になったと弁解した。
ジュニアはやっぱり納得できない様子で、「じゃあ12年やん!」「俺がバイク事故とか肝臓いわして入院してたからって、俺の芸歴しずると同期にはならん(笑)」と痛烈なツッコミ。しんいちが大慌てで「R-1グランプリの事務局の方が『コレは抜けます、アレも抜けます』『OKです、出ましょう』って……」「だから俺とマツモトクラブさんは出られた」とマツモトクラブを巻き添えにした。
ジュニアは「(芸歴を)『引く』って何やねん(笑)」と疑問が止まらず。「関テレさーん、こんなこと放っといていいんですか~!?」と冗談交じりに呼びかけた。しんいちは次第にマジ顔になり、「やめてください、やめてください!」と大慌てしていた。