アニメ『SPY×FAMILY』第1話・第2話最速プレミア上映が4月1日、全国7か所の劇場で実施された。このうちTOHOシネマズ日比谷では、江口拓也、種崎敦美、早見沙織登壇のトークショーが行われた。
「少年ジャンプ+」で連載中の漫画『SPY×FAMILY』(作・遠藤達哉)は、スパイの主人公とその家族を中心としたスパイアクション+ホームコメディ。単行本と電子書籍は累計1250万部を突破しており、4月9日からテレビアニメが放送される。
第1話・第2話最速上映の興奮冷めやらぬ中、トークパートに登場したのは江口拓也(ロイド・フォージャー役)、種崎敦美(アーニャ・フォージャー役)、早見沙織(ヨル・フォージャー役)のメインキャスト3人。登場後、アニメ本編の感想を視聴者と共有できる初の場ということで、キャスト3人がめいめいの思いを語った。
続けて『SPY×FAMILY』をより深掘りするべく、アクション要素とコミカル要素について語るコーナーへ。アクションの面では、アニメならではの「動き」についてや、アフレコ時のエピソードを江口、早見が語る中、種崎が「かっこいい」と2人への素直な称賛をアーニャさながらの純朴さで口にし、会場を和ませた。
いっぽうコミカルな要素では、種崎の緻密な演技プランに早見が感嘆するなど、アーニャの芝居について話が盛り上がった。また江口は、ロイドの物語当初のクールさとコミカルな部分のギャップを「血が通ってきた」と評し、早見はヨルのズレた部分をお気に入りに挙げていた。
さらにOP、ED映像の初放送時期も解禁され、Official髭男dismの「ミックスナッツ」が流れるOP映像は第2話から、星野源「喜劇」を使用したED映像は第3話からと発表された。
最後にキャスト3人からの来場者へのメッセージでトークショーは終了。キャストの作品への情熱と来場者の熱量が印象的なイベントとなった。
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字