「今の家に不満はないけど…」“選手村マンション”最高倍率111倍も 人気爆発の理由は
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 去年、開催された東京五輪・パラリンピックで選手村として使われていた建物。今、その跡地に熱い視線が注がれている。

【映像】「都心6区よりワンルーム分広い」“HARUMI FLAG”の室内(90平米・2LDK)

 大会期間中、各国の選手が過ごした選手村。そこで現在、“HARUMI FLAG”と呼ばれる大規模都市開発が行われている。都市開発のコンセプトについて、三井不動産レジデンシャルのHARUMIFLAG古谷歩・営業所長はこう話す。

「3方向が海に囲まれているので、東京のいろんなところから見られる場所です。とにかく統一したデザインと美しい街並みを作ることを大切に事業を進めております」

 居住エリアは主に3つ。そこに様々な施設が建設される。街の中心部にあり、オリンピック期間中トレーニングセンターとして使われていた場所は、大型商業施設に。食堂跡地には、小中学校が建設される予定だ。

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 2019年から住宅販売を開始したHARUMI FLAG。当初は、最寄りの大江戸線・勝どき駅まで徒歩で20分かかることから、利便性の面で不安の声が上がっていた。しかし、去年末の抽選では、最高倍率111倍を記録した物件も。周辺環境や内装は、販売当初から大きく変わっていないにも関わらず、物件の人気が急上昇している理由について、古谷氏は「ニーズの変化がある」と語る。

「コロナ禍を経て、広いお住まいに対するニーズ。また、周辺環境に対するニーズ。そういったものが非常に強くなっております。『今住んでる家に不満は無いものの、より良い条件を』という方の反響が大きいんです。都心6区(のマンション)は、平均面積で60平米くらいです。ここは20平米以上。1ルーム分くらい広い商品規格となってます」

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 一つ目の理由が価格だ。ここ数年、都内のマンションが軒並み値上がりする中、HARUMI FLAGは2019年の発売当初から据え置き。さらに、新型コロナの流行後、在宅ワークが広がって、交通便への優先度が低下。代わりに、広くて周辺環境が充実した住まいを求める人が増えた結果、HARUMI FLAGの購入希望が激増したという。

 来週月曜日に行われるという、マンション販売の抽選申し込みを行った男性は「東京都中央区で、80平米、90平米、それ以上の部屋があの価格で買えるっていうのは、おそらくどこを探しても他にないと思います。(抽選に)当たってほしいという気持ちはありつつ、こればかりはご縁かなとも思ってますので、この1週間できるだけ徳を積んで過ごしたいなと思います」と話した。(『ABEMAヒルズ』より)

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