金属製の極小サイコロがすごいとTwitterで話題となっている。
投稿主は、溶接が得意な精密板金屋のウェルディー ちゃん【株式会社マツダ】(@mtd_weldy)さん。Twitterに「精密板金のマツダが作る『1mm角サイコロ』板厚0.05mmのステンレスの箔板を、溶接で繋ぎ合わせて組み上げています。…ちょっとすごいくない?」とつづり、極小サイズのサイコロの写真を投稿した。
この投稿を見た人からは、「神業!」「さすが日本の技術!」「絶対転がせないw」「自分も溶接専門で15年やっていますがこれは想像がつかないくらい凄い」「ついにスモールライトが完成したのか」といった称賛の声が寄せられ、投稿は3万を超える“いいね”を記録している(※数字は4月8日14時データ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』の取材に対し、制作者は「面と面を0.1mmのジョイントで繋いだ状態で展開図を作り、厚み0.05mmのステンレス板からレーザーで切り出します。その展開図をピンセットで折り曲げ、ピンセットで固定して、レーザー溶接を行っています」と作り方を教えてくれた。また、12辺全てを溶接する際はピンセットが揺れないように息を止めて行ったという。
制作時間は設計含めて4時間かかったそうで、「切断面が荒れていると隙間が生じて溶接ができないので、ピンセットで密着させてレーザーで当てるのですが、力を入れすぎると潰してしまいますし、向きを変えるために掴み直す際に弾いてしまうと見つけるのも一苦労です」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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