さあ、いよいよ最終決戦だ。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021-22」セミファイナルシリーズは4月8日の第2試合を終えて全日程が終了、ファイナル進出4チームが決定した。
1位でファイナルへ進出したのはKADOKAWAサクラナイツ。チームの参入以来3年連続3度目となる。ベテラン沢崎誠(連盟)が持病の療養のため戦線離脱。その穴をダブルエースの内川幸太郎(連盟)と堀慎吾(協会)、そして最年少Mリーガー岡田紗佳(連盟)が埋める。
2位通過はKONAMI麻雀格闘倶楽部で、これが3度目のファイナル。今期、EX風林火山から滝沢和典(連盟)が移籍加入。成長株の新人・伊達朱里紗(連盟)は11月18日の第2試合で10万5500点のトップを獲得し、エース佐々木寿人(連盟)の持つ9万8200点の記録を打ち破り、最高スコア記録を更新した。
3位通過は渋谷ABEMAS。リーグ創設から唯一、4年連続4度目のファイナル進出となった。毎年、優勝候補に挙げられながらも戴冠は遠く、「今年こそ」の思いはどのチームにも劣らない。絶対的エース多井隆晴(RMU)を軸に、「Mリーグの主人公」を目指し、悲願の初優勝を狙う。
4位通過のセガサミーフェニックスは、2019-20シーズンに準優勝。アガれば優勝となるセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)のリーチが実らず、号泣したシーンは今でもファンの語り草。過去3シーズンは全て4位通過がファイナルで優勝を決めているというジンクスがあり、これが活かされ下剋上となるか、注目が集まる。
ファイナルの火ぶたが切って落とされるのは4月18日。チームポイントを半分に減算し、全6日間の日程で行われる。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)