将棋は子どものころから何十年と指しているだろうが、子どもの遊びはすっかりご無沙汰のことだろう。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Aリーグ第1試合、チーム永瀬とチーム羽生の対戦が4月16日に放送された。番組では両チームが対戦相手について語るシーンがあったが、それとともに子どもの遊びに興じるところも映し出され、ファンから「なにやってたww」「だるまさんがころんだw」と大盛り上がりになった。
ABEMAトーナメントでは、それぞれのチームが結束力を高めることをテーマに収録するチーム動画も魅力の一つになっているが、試合の合間に挟まれるシーンも、普段は棋士がしないようなことに挑戦するため、短いながらも注目コンテンツになっている。今回、チーム永瀬のインタビューシーンには「だるまさんがころんだ」を楽しむ永瀬拓矢王座(29)、増田康宏六段(24)、斎藤明日斗五段(23)の3人が映った。またチーム羽生のパターンでは羽生善治九段(51)、佐藤紳哉七段(44)、中村太地七段(33)が「竹とんぼ」に挑戦した。
このパターンは、目の肥えたファンもさすがに読みを外された模様で「竹とんぼうまいですね」「神の竹とんぼ」といったコメントが寄せられた。次回放送ではチーム三浦が登場するが、次も子どもの遊びか、それとも別のジャンルか。興味は尽きない。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)