ABEMAにて配信が始まった韓国ドラマ『イミテーション』。2日に配信された1&2話では、アイドルの練習生だった主人公がいくつもの困難を乗り越えてデビューを果たすまでが描かれた。
人気アイドルグループSHAXのメンバー、ウンジョ(チャニ)がステージの本番直前に姿を消すという事件が発生。センターを務めるリョク(イ・ジュニョン)は、親友だった彼の穴を埋めるためのパフォーマンスを要求される。一方、所属事務所でのデビューが不可能になったマハ(チョン・ジソ)は別事務所に移籍するが、そこでもアクシデントが待っていた。3年後、ついに夢をあきらめようとしていたマハの元に、1本の電話がかかる。
実力あるグループが次々と登場している韓国芸能界。しかし、その裏側には厳しいレッスンと過酷な練習生システム、夢をかなえられないまま挫折していく多くの若者たちがいることは、日本でも知られるようになってきた。14年に連載が開始され、韓国だけでなく世界中で人気を集めるウェブマンガを原作とする『イミテーション』では、アイドルを目指す若者たちの日常がリアリティたっぷりに描かれていく。
最大の見どころは、現役アイドルたちがアイドル役を演じているところ。ボーイズグループSHAXのセンター、クォン・リョク役にはイ・ジュニョン、Sparklingのユジン役にはATEEZのユンホが扮している。そのほか、ATEEZのジョンホ、ソンファ、サン、SF9のチャニ、フィヨン、JxRのユリ、Boys Republicのイ・スウンがそれぞれのグループのメンバーとして登場している。
豪華メンバーの共演にはSNS上でも「ドラマなのにATEEZいるから妙に入り込んじゃう。アイドルは大変で、実力と同じくらい強靭な精神力と運が必要なんだな」「ジュンくんの出演とか関係なく、ストーリーの展開が面白い!! 素のジュンくんが出ちゃってるシーンがあって思わず笑ってしまった」との声が集まっている。
アイドルを目指すマハ役は、アメリカのアカデミー賞も受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』で、会社社長の娘を演じたチョン・ジソ。幼い頃からの夢だったというアイドル役をドラマの中で演じられることにワクワクしながら、練習に励んだ。2話の最後では、元々、SHAXのマネージメントをしていたチ・ハクが立ち上げた会社からTea Partyという名のグループでデビューすることが決まったマハ。先輩歌手のモノマネにばかり注目が集まっている現状から抜け出すことができるのか、注目される。
放送後、「原作とは違うけどおもしろい」「結構リアリティーのあるドラマだったな」「めっちゃめちゃおもしろかったし、こっからまたおもしろくなりそう」とのコメントが続いた『イミテーション』。マハと男性アイドルたちとの関係からも目が離せない。
『イミテーション』はABEMAにて第3話まで無料配信中。
[(C) Kakao Entertainment Corp.][From KakaoPage webcomic ‘Imitation’ by (C)Park Kyung-ran]