映画『冬薔薇』の完成披露上映会が17日に都内で行われ、今作が2年ぶりの映画復帰となった俳優の伊藤健太郎(24)らが出席した。
この映画は、阪本順治監督が伊藤をイメージして当て書きしたという意欲作だ。ある港町を舞台に、伊藤演じる中途半端な男・渡口淳と周囲の人々が織りなすドラマを描いている。
伊藤「ちょっと味わったことのない感覚。ずっと『この景色を早く見たい』と思って過ごしていたので……。すごくうれしいです」
2020年10月、自動車運転死傷処罰法違反と道路交通法違反の疑いで逮捕された伊藤は翌年3月に不起訴処分となり、6月に芸能活動を再開していた。伊藤は2020年11月に公開された主演映画「十二単衣を着た悪魔」以来、2年ぶりの主演作になる。
伊藤「非常にうれしかったです。感謝以外の何物でもない。自分がこうしてまたスクリーンに戻れるんだということがわかったときはすごくうれしかったですし、あのタイミングで手を挙げてくださった阪本監督には感謝しかないです」
撮影初日を迎えたときの心境について聞かれると、伊藤は「色々な思いがありましたけれど、正直なことを言うとめちゃめちゃ怖かったですね」と本音を告白。一方で、「ベテランの方々ばかりだったので、すごく刺激をもらった。自分が生まれる前からスクリーンで活躍されている方々と一番近い距離でお芝居できたのがすごく幸せでしたし、とにかく先輩たちの背中がめちゃめちゃかっこよかったですね。自分も50年後、60年後、ああいう姿でいられるように頑張らないとなと改めて感じました」と前向きな姿勢を見せていた。(『ABEMA NEWS』より)
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