頭皮“パックリ”の壮絶エンド 「やり過ぎちゃってゴメンネ…」試合後の勝者の振る舞いに称賛の声
【映像】頭皮“パックリ”の衝撃エンド
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 “破壊神”の鋭利かつ無慈悲なヒジ地獄でイギリスのムエタイ王者が額や頭をカット。甚大なダメージに「斧が刺さったような傷」「頭皮がパックリ」など視聴者が絶句した。一方、試合後に勝者が「やり過ぎちゃってゴメンネ」とばかりに対戦相手に謝罪。さらに自らのセコンドにタオルを要求し、傷口の血をタオルで拭うなどの気遣いを見せると「いい人」「素敵」と称賛の声、試合中のどう猛さとのギャップの大きさには「謎紳士w」など戸惑いの声も上がった。

【映像】頭皮“パックリ”の衝撃エンド

 5月20日にシンガポールで開催されたONE Championship「ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT」。ロッタン・ジットムアンノン(タイ)とジェイコブ・スミス(イギリス)の対戦は、ロッタンが終始攻撃を与え続ける一方的な展開に。血まみれで3ラウンドを戦い抜いたスミスに対して同情の声、さらに勇気を讃える言葉が多数寄せられた。

 フライ級 ムエタイ世界グランプリ準々決勝は、破壊神・ロッタンとイギリスのムエタイ王者スミスの対戦。注目の試合は一方的かつ凄惨な内容となった。

 序盤こそスミスがキレのあるローを軸にロッタンの攻撃に怯まず応戦するも、1ラウンド後半、縦ヒジでスミスの右眉がパックリと割れて大出血。“下がらない”が信条の漢も、ガツガツと硬いパンチをボディや顔面に容赦なく叩き込むロッタンの圧に屈して次第に後退を始めると、試合を中継したABEMAの視聴者からも「心折れそう」「ボコボコだ」と悲鳴が上がった。さらにスミスの顔が映し出されると鼻がグニャりと曲がっており、開始数分での甚大なダメージに「鼻折れてるやん」「エグいなあ」と騒然となった。

頭皮“パックリ”の壮絶エンド 「やり過ぎちゃってゴメンネ…」試合後の勝者の振る舞いに称賛の声
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 2ラウンド、さらにフルボッコ状態は続く。開始早々ロッタンのパンチやヒジの連打で「バキッ、バキッ」と骨と骨がぶつかり合うような鈍い音が響くと実況席は「ああーっ…」と言葉を失うばかり。スミスも気持ちを見せて反撃に出るが、見るからに痛そうな倍返しのヒジが飛び、傷口から血が滴ると「なんでスミスは心が折れないんだ?」などの声も。

 そんなスミスのダメージは想像以上だった。ラウンド終了後に、血まみれのスミスが映し出されると解説の大沢ケンジが「見てられない…」と絶句。スミスの頭部はヒジでパックリと割れていた。そんな凄惨なシーンに「斧が刺さったような傷」「頭皮がパックリ」と視聴者がザワついた。

 3ラウンドもロッタンが攻撃の手を止める気配はない。ボロボロになりながらも前に出続けるスミスの姿勢に感銘を受けたファンのコメントが相次ぐ中、試合は終了。終わってみると試合は一方的な内容でロッタンの勝利だった。

 ゴングが鳴った瞬間、ロッタンはピタリと拳を止め、両ヒザをついて相手の頑張りを讃えるように頭を下げる土下座ポーズ。さらに「やり過ぎちゃってゴメンネ」と言わんばかりのジェスチャーを見せると、相手の傷口を気にするようにタオルで拭う仕草も。試合中の無慈悲な攻撃とは正反対のロッタンの振る舞いに対しては「いい人だ」と感銘の声。さらには「謎紳士w」など困惑の声も聞かれた。

 なお、この日ゲスト解説を務めた志朗は「謝るくらいなら、そこまでやらないで欲しいなあ」と苦笑。さらに「(惨敗すぎて気遣いが)辛いですね…。かまって欲しくないと思う」と敗者の心情を代弁すると「確かに屈辱だ」「ここは放っておいて欲しいかも」と共感の声が寄せられた。

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