漫画「HUNTER×HUNTER」の作者・冨樫義博さんがTwitterのアカウントを開設し、大きな話題になっている。
漫画「HUNTER×HUNTER」は1998年『週刊少年ジャンプ』で連載開始され、父と同じ「プロハンター」になるため、主人公・ゴン=フリークスが仲間たちとともに冒険を繰り広げる物語。絶大な人気を誇る一方で、休載と再開を繰り返し、現在も2018年11月から休載している。
そんな中、24日に富樫さん本人らしきTwitterアカウントが出現。27日現在、フォロワー200万人を超え、「とりあえずあと4話」などの“意味深”なツイートも……。
アメリカ国内のTwitterでも「トガシ」「ハンター×ハンター」といったワードがトレンド入りし、フランスでは24時間以上にわたって両ワードがトップテン入り。日本だけでなく、世界で注目が集まった。
このアカウントについて、ニュース番組「ABEMAヒルズ」が集英社の広報に問い合わせると、担当者は「本物と聞いている」とコメント。「もしも連載を再開する場合にはジャンプ本誌で発表する予定。今現在、再開時期は未定」と回答した。
樽江突撃(たるえとつげき)さんは、2020年1月16日から「正拳突き」の動画をほぼ毎日YouTubeに投稿してきたファンの一人。“正拳突き”は「HUNTER×HUNTER」の休載が話題になった際、「ポジティブな話題を提供したい」と思って始めたという。
「原作で“正拳突き”を1万回行うシーンがあり、それをモチーフに始めた」と話す樽江さん。2日目からは時間の都合上、1万回から1000回に回数を落とし、たまに1万回の日も作って“正拳突き”の動画を投稿している。
26日で861日目となった樽江さんに番組が話を聞くと「(連載が)再開される日まで自分にできることをしようと思った」とコメント。冨樫さんの話題のツイートに関しても「一読者として非常にうれしい」と述べた。
また、冨樫さんのアカウント開設が話題を集めた25日にも“正拳突き”の動画を投稿していたが、このときの気持ちについては「正拳突きの最中は、現実と隔絶したような場所にいるような気になります。なので、やっている最中はうれしさも感動もありません」と回答。今後、冨樫さんや「HUNTER×HUNTER」に期待することを聞くと「作品や作者に対する期待はほぼなく、作者様がお身体に気をつけて思う存分、作品を仕上げてくれれば」とメッセージ。連載再開までは、“正拳突き”の企画を続けるとした。(「ABEMAヒルズ」より)
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