テレ朝・久保田アナの“職業柄痩せたい”という悩みを受け、マツコが「アナウンサーが痩せてなきゃいけないなんて誰が決めたの?」と問題提起する場面があった。
6月4日、マツコ・デラックス、有吉弘行が出演し、久保田直子アナウンサーがアシスタントを務める、テレビ朝日系バラエティー『かりそめ天国』のABEMA特別版が配信。その中で久保田アナの「番組当初より体重が増加してしまいました。40歳を機に体を整えたいと思っているのですが、どうも意思が弱くてできません。こうしてマツコさんと有吉さんに話すことで、目標達成する後押しをして欲しいと思います」という悩みが紹介された。
これを受け、まず有吉は「マツコさんにそれ相談する?」と質問。マツコも「何を言ってんの? そんなんだからキャラが甘いんだよ。もっとブクブク太らないとダメ! 中途半端だよ」と一刀両断した。
そんな久保田アナは“ノースリーブを番組で着たい”という願望があるそうだ。これに有吉は「別にムチムチでもいいじゃない」と言い、マツコも「痩せて健康的になるのはいいけれど、テレビ的にそういう久保田さんって望まれてるの?」と疑問を投げかけた。
確かに一般的に女子アナといえば、スレンダーな体型の人が多い。そういう意味では、ぽっちゃりになることで、差別化される。マツコが「分かりやすいところで言うと、(日本テレビの)水卜ちゃん(水卜麻美アナ)みたいにさ」と説くと、久保田アナは「水卜さんのあのぽっちゃりは可愛いぽっちゃり。見ていられる」と返した。
有吉が「見ていられないぽっちゃりでも良いじゃない。まずはやってみないとね」と続けると、久保田アナは「私みたいな職業は…」と反応。これにすかさずマツコが「アナウンサーが痩せてなきゃいけないなんて誰が決めたの?」と疑問を呈した。
久保田アナは「決めてないです」と言ってから「40歳を機に有吉さんが歩いているというのを聞いて、私も歩き始めたんです。そうしたら“健康っていいな、体が軽いな”と思うようになったんですよね」と続けた。
これにマツコが「じゃあ、いいじゃない」と結論づけ、有吉は「そうだね。我々は別に背中も押すこともないですから。常に、我々は自分の考えで自分の生きたいように生きてるだけです」とコメント。これに久保田アナは、目を閉じながら何度も首を縦に振っていた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)