あらぬ方向に足が“ぐにゃり”の足関決着 「ヤバい角度」「ヒザが壊れる」 因縁対決はファン悲痛の衝撃結末
【映像】足が“ぐにゃり”の足関決着
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 疑惑の判定から3カ月で実現したリマッチ。前回はオーバーフック一発に不覚を取った元王者が戦慄のヒールホールドを披露すると足が逆方向、あらぬ方向に“ぐにゃり”と曲がった衝撃の足関決着に「ヤバい角度だ」「ヒザが壊れる」「靭帯切れてない?」など視聴者から心配と悲痛な声が殺到した。

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あらぬ方向に足が“ぐにゃり”の足関決着 「ヤバい角度」「ヒザが壊れる」 因縁対決はファン悲痛の衝撃結末
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 6月2日にシンガポールで開催されたONE Championship「ONE 158: TAWANCHAI VS. LARSEN」でアレックス・シウバ(ブラジル)とエイドリアン・マティス(インドネシア)が対戦。今年3月の対戦でマティスにKOされたシウバが、ヒールホールドで1本を取り返して衝撃のリベンジを果たした。

 疑惑の判定を受けてのリマッチが実現した。前回マティスの大金星に、試合直後から「レフェリーが早く止め過ぎたのでは?」と波紋を呼んだ試合。さらに元王者を倒した嬉しさから、マティスがドン引きレベルの大泣き〜シウバに強制ハグと過剰パフォーマンスを続け、解説も「はしゃぎ過ぎ、敗者の気持ちにもなって」と苦言が飛び出したことも記憶に新しいカードだ。シウバが裁定に納得いかなかったことも大きいが、アップセットを演じたマティス自身も「自分が本物だと証明したい」と完全決着を望んで今回、実現に至った。

 試合は序盤から強打を振るうマティスに対して、シウバは冷静にテイクダウン。腕を狙うも脱出され再び猛打の嵐…打撃と寝業の対照的な両者の持ち味が活きたスリリングな攻防が展開される。

 元ストロー級王者とはいえ、シウバも気鋭のストライカーに手を焼いている。ABEMAでゲスト解説を務めた岡見勇信も「シウバは(打撃を怖がって)焦っているように見える」と矢継ぎ早の仕掛けに思った以上の苦戦を感じた様子でコメントを発した。

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 その言葉どおり、一発のある打撃にやや下がり気味のシウバ。しかし、そんなシウバに千載一遇のチャンスが訪れる。マティスを下から三角で締めると見せかけて足関節に移行すると、チャンスと見たシウバはまた裂き気味に足を内側からガッチリ捻って締め上げた。

 このシウバの攻めに対して、マティスはたまらずタップ。リプレー映像で確認すると極められたマティスの左足はあらぬ方向にぐにゃり。その様子に視聴者も「ヤバい角度」「ヒザが壊れる」「靭帯切れてない?」とどよめいた。

 強烈な打撃をかいくぐっての一本は、シウバにとっても紙一重のタフな試合だったのだろう。いざ試合が終わると、大事には至らなかったマティス、そしてシウバの双方が膝をつき合わせ、健闘を讃え合う清々しいエンディングとなった。前回の勝利から一転、敗れたマティスも手を合わせ、シウバに応えると、そんな敗者の謙虚な姿勢に「終わってみると仲良しだな」「マティスも礼儀正しいじゃないか」と清々しいノーサイドに賞賛の声が並んだ。

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