仲間のカメの窮地に“のそのそ”と駆けつけ、諦めずに救って見せたカメの“助け合い”の姿がネット上で反響を呼び300万回に迫る勢いで再生されている。
健康チェックをするため、飼い主さんによってひっくり返されたゾウガメ。人間からすれば大切な健康チェックだが、身の危険を感じたか、ゾウガメは手足をバタバタとさせ、自力で起き上がれる気配は全くない。すると、そんな仲間の様子を見ていた別のカメがのそのそと近寄ってきて体を起こそうと手助けを開始。そこに、もう一匹のカメが加わり、2匹が必死になってゾウガメの救助が協同で開始した。
しかし、体重15キロのゾウガメを起こすのは、小さな2匹にとっては至難の業。それでも諦めない2匹は角度を変えるなど試行錯誤。大きな甲羅の下に潜り込むようにして押し込んであと一歩の体勢になったところで、ゾウガメ自身が地面を蹴って起き上がることに成功した。
飼い主さんによると、普段、カメたちはケンカすることはあっても、仲良くしたり助け合ったりすることはないという。その一方、今回の行動については「起き上がったらサッと立ち去るあたり意図的な行動と感じる」と振り返った。
そんなカメたちの行動にネットからは「感動的」「応援したくなる光景」「人もこんな関係になれたら」などの反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)