ナスDからドローンに関する豆知識が紹介された。なんと日本国内のドローンビジネスの市場規模は2025年には「6427億円に達すると見込まれている」という。
前回の放送から「ナスDの1人ぼっちの無人島0円生活」と題した企画がスタート。無人島生活のロケ地は、鹿児島県さつま市の野間岬から西へおよそ70kmほどの沖合にある群島だ。その辺りは高級魚・珍しい魚が獲れるそうで、4種類の魚を揃えて食べ切ったら、この無人島生活は終わりを迎えるという。今までなら撮影クルーもロケに帯同していたが、ナスDは“無人島生活”と銘打っているのに、スタッフが滞在している状況が引っかっていたそう。そこで8台のカメラを持っていき、完全に1人きりでロケを敢行することとなった。
基本的には自撮り棒を使って自撮りしながら、島の様子をリポートしていくナスDだが、島の全景などはドローンを駆使して撮影することに。その中で、ナスDからドローンに関する豆知識が披露された。
まずナスDは「無人航空機『ドローン』の定義は“空を飛ぶが人が乗って操縦しない機体の事”です。2019年、国内のドローンビジネスの市場規模は1409億円と推定され、前年より478億円増加しました。更に2020年度には前年度比37%増の1932億円に拡大し、2025年には2019年度の約4.6倍の6427億円に達すると見込まれているなど、年々利用者が増えているのです」と説明。まさに右肩上がりのビジネスなのだ。
さらにドローンに関する航空法についても説明があった。「飛行禁止区域・空港付近・150m以上の上空・人家の集中地域。これらのパターンに該当する場所での飛行は原則禁止。禁止区域で飛ばす場合は国土交通省の許可が必要になります。さらに目視の範囲内で飛ばし、危険物運送も禁止。物件投下も禁止で、人と建物などを映す場合はドローンと30メートル以上の距離を保たなくてはいけません」。
しかし200g未満のドローンは規制の対象外になっているそう。今回、撮影に使っているドローンも199gと対象外でおもちゃとして扱われるそうだ。「しかしそれも飛ばしてはいけない場所があります。空港の周辺上空・150m以上の空域・国会議事堂・首相官邸・防衛施設・外国公館・原子力事業所など。そこでドローン飛行をした場合は規制違反として罰せられる場合もあります」と説明した。1年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられるケースもあるそうだ。
ほかにもドローンに関する豊富な豆知識を語っていたナスD。果たして、今回の無人島ロケではいくつの豆知識が披露されるのだろうかーー。その点にもぜひ注目してほしい。