金井恒太六段「飯野さんお願いします!」仲良し兄妹弟子コンビの解説にファンほっこり「兄妹漫才w」「仲良すぎ」/将棋・ABEMAトーナメント
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  プロ将棋界唯一の団体戦「第5回ABEMAトーナメント」予選Cリーグ第3試合、チーム山崎とチーム豊島の対戦が6月11日に放送された。この日の解説を務めたのは金井恒太六段(36)と聞き手は飯野愛女流初段(35)の兄妹弟子コンビ。的確でよどみのない名解説はもちろん、時折両者がのぞかせる仲の良さにファンからは「兄妹漫才w」「仲良すぎでしょ」「ほっこりするー」とコメントが多数寄せられた。

【動画】兄弟子の振りに笑いがこらえきれない飯野愛女流初段

 ともに飯野健二八段(67)門下。飯野女流初段にとっては師匠は実父にあたるが、女流プロを目指すことを決めたのは2003年の高校2年生の時。そのため1999年に奨励会入りしている金井六段は兄弟子にあたる。2017年の第3期叡王戦でタイトル戦挑戦経験を持つ金井六段の柔らかくも的確な解説はファンも多く、幼馴染みともいえる長い付き合いの両者とあり、超早指し戦の解説でも息はぴったりだった。チーム山崎の名称が「厄払い」とあり、飯野女流初段が「私も今年厄年なんです」と告白するも、金井六段は「それは調べてないですね。自分でなんとかしてもらって…」とぴしゃり。まるで漫才のようなやり取りに視聴者も爆笑していた。

 さらにはチーム山崎の松尾歩八段(42)対チーム豊島の丸山忠久九段(51)の局後解説の際には、金井六段が「頭金を防ぐには…飯野さん、お願いします!」とキラーパスするシーンも。飯野女流初段は一瞬驚きの表情を見せつつも「△4六歩でしょうか?」と回答。しかし、兄弟子からのまさかの解説振りに笑いをこらえきれず吹き出していた。このじゃれ合いシーンにはファンもほっこり。「金井先生、愛ちゃんで遊んでるやん」「仲良すぎでしょ」のほか、フルセットの激闘となった全局解説に「ノンストップ解説、お疲れ様でした!」「きょうだい解説めっちゃよかったー」と労いのコメントも多数寄せられていた。

 ◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】兄弟子の振りに笑いがこらえきれない飯野愛女流初段
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