ABEMAにて配信が始まった韓国の最新ドラマ『ニューノーマルジン』。配信中の1&2話では、時事雑誌の廃刊によって、トレンドの最先端を行くデジタルマガジンに配属された主人公の戸惑いと、華やかな編集部で働く多彩なキャラクターたちの姿が描かれた。
突然の異動で「ニューノーマルジン」編集部で働くことになったジミン(チョン・ヘソン)。伝統文化が大好きで流行に疎い彼女を迎えたのは、同期入社ながら抜群の有能さで編集長を務めるロジ(ファン・スンウォン)やビューティ・エディターとして人気を集めるチョン・ソクジン(イ・ウォンジョン)たちだった。ジミンは前の職場の同僚で仲のよい先輩記者ボヒョン(チャン・ウィス)に励まされながら、会議で特集記事の企画を出すのだが…。
韓国のトレンドを牽引する“MZ”世代に向けたデジタルマガジン編集部を舞台にしたこのドラマ。MZ世代とは、1980年代半ばから1990年代初頭に生まれた「ミレニアル世代」と1990年代後半から2010年の間に生まれた「Z世代」を合わせた言葉で、幼い頃からデジタル環境に慣れ、SNSを活用して流通経済にも大きな影響力をもつ年代とされている。雑誌「ニューノーマルジン」は、そんな世代をターゲットとする雑誌で、第1話でもコスメブランドと組んでパーティを開き、その様子をSNSで広げていくという場面が登場する。そして、そんな場所にまったく似合わない主人公がやってきたところからストーリーが始まっていく。
自分とはまったく違うタイプの人たちと一緒に働くことになるジミンを演じているのは『キム課長とソ理事〜Brovo! Your Life〜』、『マンホール〜不思議な国のピル〜』、『あなたが憎い!ジュリエット』のチョン・ヘソン。明るく、正義感あふれる性格で、思ったことははっきりと口にするキャラクターを明るく演じている。特に、わがままなインフルエンサー、ケリーと正面からぶつかり、少しずつ信頼を得ていく姿が魅力的だ。
そんな彼女に厳しく当たりつつも、心の奥では別の思惑がありそうなロジ役は『私がいちばん綺麗だった時』や『君は私の春』のファン・スンオン。制作発表の席では「私はMZ世代にギリギリかかっているけれど、若い人たちのことはよく知らないので台本を読んでいろいろ学びました」と語っている。
さらに、フリーランスの記者として「ニューノーマルジン」編集部に仲間入りをするジミンの親友ボヒョン役で、モデル出身で『君の視線が止まる先に』、『My Sweet Dear』などのドラマにも出演してきたチャン・ウィスが登場。SNS上でも「うぃすオッパらしい可愛らしくて優しい役で最高」「美男美人が戯れておるが、やっぱりウィス君はキラッキラだね」と、話題を呼んでいる。
『ニューノーマルジン』第1話はABEMAにて無料配信中。
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