鈴木愛理、”絶対NG”だったすっぴんが平気に新ドラマ『ANIMALS』出演きっかけで「ポジティブな意味での変化があった」

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　「私、何のために頑張ってるんだっけ？」恋も夢も忘れ、でも今を懸命に今を懸命に生きる全ての女性たちに向けた、ABEMAオリジナル新ドラマ『ANIMALS‐アニマルズ‐』が6月23日より放送開始する。

【動画】新ドラマ『ANIMALS‐アニマルズ‐』特報

　本作は、恋も夢も忘れ、ブラック企業で懸命に働く“幸せ迷子のズタボロ女子”の主人公が、最高の自分に生まれ変わろうとする、大逆転ラブストーリー。鈴木愛理、本田響也、白洲迅、村上愛花という豪華キャストが共演する注目作だ。

　今回は、仕事に恋に奔走するヒロイン・鹿森海役を演じる鈴木愛理に話を聞いた。前編・後編にわたってお届けする。

海との共通点は？「私は無意識“ド根性”です」

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――本作で演じた海という女性は、持ち前の“ド根性”で仕事や恋愛を切り開いていく女性ですが、鈴木さんにもド根性は部分はありますか？

鈴木：私はもうすぐ芸能界に入って20周年を迎えるのですが、根性だけでここまでやってきたと思います。誇れることは「一回も仕事を休んだことがない」ことです。「病は気から」という言葉を信じていて、少し疲れていても自分に大丈夫と言い聞かせてアドレナリンを出しています（笑）。無理はしているわけではなくて、もともと人が喜んでくれるのが好きなので“無意識ド根性”という感じです。

頑張るのが苦じゃないので楽しんでやっています。海ちゃんもそのタイプで、頑張ってるのを見せないタイプというか、もともとガッツがある子だなと思います。

――海に共感出来る部分も多かったのでしょうか？

鈴木：私はこれまで悩み多き女性の役をいただくことが多くて、こんなに真っ直ぐなキャラクターを演じることが出来てすごく楽しいです。プロデューサーや監督からは演技についてのオーダーというよりも、「海として、等身大の女性としてちゃんと生きてくれたら」と言われて、良い意味で緊張がほぐれました。海ちゃんという役を演じることで、毎日「私も頑張ろう」と元気をもらっています。

今までNGだった“すっぴん”が平気になりました

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――コスメのECサイトを運営するコスメベンチャーを舞台にしたドラマですが、雑誌のビューティページでも活躍している鈴木さん的に注目ポイントはありますか？

鈴木：海ちゃんのメイクやファッションが本当に可愛いんです！　現場でそのまま買って帰りたいくらいトレンドを取り入れていますし、使われているメイクアイテムもデパコスのものから、プチプラの韓国コスメなどもたくさん出てきます。思わず真似したくなってしまう要素がたくさんあると思うので、細部まで見ていただきたいです。

――実際に真似出来るブランドが登場しているのは嬉しいですね。最初はメイクに無関心な海がどう変化していくのかも楽しみです。

鈴木：最初の頃の海ちゃんはメイクもオシャレも知らない女性で、すっぴん以下の状態で登場するので、それもビックリされるかなと思います。最初、「あの顔が全国に流れるなんて！」とちょっとビクビクしていたのですが（笑）、この撮影をきっかけに、すっぴんでも「まぁいっか」と思える様になって。それまでは私、すっぴん絶対NGだったんです。ファンデを塗らないで人前に出るのも嫌だし、血色はマストだし…ってこだわっていたのですが、今では現場でメイクを落として帰ったりしています。海ちゃんが肩の荷をおろしてくれた感じです。

――役柄が鈴木さん本人の心をちょっと軽くしてくれたんですね。

鈴木：そうなんです。ずっと「メイクはコンプレックスを隠すもの」だと思っていたけど、「やりたいと思ったことに挑戦するメイク」の楽しさを知りました。つい人の目を気にしてしまう部分もあるけれど、自分の心を大事にしようとポジティブな意味での変化がありました。